クィンディチェジマ(15ma)の弾き方解説
クィンディチェジマ(15ma)の意味とピアノでの弾き方をサンプルの楽譜を使ってわかりやすく解説します。
今回用意した楽譜はこちら。
クィンディチェジマ(15ma)は2オクターブ(15度)上、または下の音を弾くという指示の音楽記号です。
五線の上に15maと書いて点線が付いているところは2オクターブ上の音を弾きます。
2オクターブとは15度音程のことを指します。
15度とは白鍵で数えて15個目の音のことです。
第15番目という意味のイタリア語はquindicesima(クィンディチェジマ)です。
2オクターブ上を弾く指示は15とだけ書いたり、15ma alta(クィンディチェジマ・アルタ)と書くこともあります。
1小節目の弾き方解説
ト音記号で「ミ」の音です。
2小節目の弾き方解説
へ音記号では同じ「ミ」の音はこの書き方です。
3小節目の弾き方解説
2小節目の「ミ」の2オクターブ下の「ミ」ですが、2オクターブ高くという指示があるので2小節目と同じ高さの「ミ」ということになります。
4小節目の弾き方解説
五線の下に15maと書いて点線が付いているところは2オクターブ下の音を弾きます。
15とだけ書いたり15ma bassa(クィンディチェジマ・バッサ)と書くこともあります。
15mbも使われます。
1小節目の「ミ」の2オクターブ上の「ミ」ですが、2オクターブ低くという指示があるので1小節目と同じ高さの「ミ」ということになります。
つまり1小節目から4小節目まで全て同じ高さの「ミ」です。
まとめ
クィンディチェジマ(15ma)の意味とピアノでの弾き方について解説しました。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。