ダンパーペダル(damper pedal)の弾き方解説
ダンパーペダル(damper pedal)の意味とピアノでの弾き方をサンプルの楽譜を使ってわかりやすく解説します。
今回用意した楽譜はこちら。
楽譜1
楽譜2
ダンパーペダルのマークは、ピアノの一番右のペダルを踏むという指示の音楽記号です。
下側にカギカッコのような線で表すこともあります。
電子ピアノは構造が違うので、ダンパーペダルと言わずにサスティンペダルと呼ぶこともあります。
ペダルを踏むと鍵盤から指を離しても弦は振動を続けるので、音が持続した状態になります。
ペダルを踏むときに注意することは、かかとを床に付けたままで足先はペダルに付けたままにすることです。
高い位置からペダルを踏むと足がペダルに当たる音が発生するので、靴を履いて演奏するときなどは特に注意しましょう。
作曲者がペダルを不必要としているところはsenza Ped.(センツァ・ペダル)と表示しているときもあります。
楽譜1の弾き方解説
「ド」で踏んで「レ」で離します。
花のようなマークはsenza(センツァ)と言って、ペダルを離す音楽記号です。
「ミファ」はペダルのない状態ですが、足はペダルに乗せておきます。
「ソ」で踏んで4拍弾き終わったら手と一緒にペダルを離します。
楽譜2の1小節目の弾き方解説
踏み継ぎペダルです。
「ド」で踏んで「レ」を弾いてからペダルをすばやく踏み変えます。
「レ」と一緒に踏み変えると音が切れたり濁ったりします。
楽譜2の2小節目の弾き方解説
「ミ」で踏んで手は離します。
「ファ」を弾いてから手が離れるまでにペダルをすばやく踏み変えます。
これは踏み継ぎペダルの練習にとても良いと思います。
まとめ
ダンパーペダル(damper pedal)の意味とピアノでの弾き方について解説しました。
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【関連する音楽記号】
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。