長前打音 (appoggiatura)

楽譜1
長前打音
楽譜2
長前打音

ある音を装飾されるために使われる音で、少し小さいサイズの音符で表します。音符の棒は必ず上向きです。

長前打音はバロック時代に多く使われました。それ以降の作品では実際に演奏する音符で書かれる事が多いです。

楽譜1-1小節目
長前打音「ファ」が「ミ」を飾っています。

長前打音は飾られる音「ミ」の半分の長さになります。この場合「ミ」が2分音符なので長前打音の「ファ」は4分音符の長さになります。

「ファ」と「ミ」二つ合わせて2分音符分の長さです。ということは「ミ」は結果的には4分音符の長さになります。2つとも4分音符で「ファミ」と弾きます。

楽譜1-2小節目
「ミ」が4分音符なので、長前打音の「ファ」は半分の8分音符の長さになります。

「ファ」と「ミ」二つ合わせて4分音符分の長さです。ということは「ミ」も結果的には8分音符の長さになります。全部8分音符で「ファミレド」と弾きます。

楽譜2
飾られる音が付点音符の時は、長前打音はその音の半分の長さではなく、3分の1か3分の2の長さになります。

この場合、「ミ」が付点2分音符なので長前打音の「ファ」は4分音符、又は2分音符になります。

「ファ」と「ミ」二つ合わせて付点2分音符分の長さなので「ファ」が4分音符の場合、「ミ」は2分音符になり、「ファミー」と弾きます。「ファ」が2分音符の場合、「ミ」は4分音符になり「ファーミ」と弾きます。

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