ピアノコンクールでの先生へのお礼は必要?
コンクールを受けることになった場合、ピアノの先生にお礼はするべきでしょうか?
普通は特にいらないと思いますが、補講やコンクール会場までの交通費については検討する必要があります。
わざわざ時間を取って補講をしてくださった場合には、必ず先生に補講をしていただいた分のレッスン代についてお尋ねください。
いらないとおっしゃった場合でも、レッスン代相当のお礼はした方が良いと思います。
現金または商品券が一般的です。
また、会場まで足を運んでくださった場合にもお礼はした方が良いでしょう。
往復交通費プラスアルファが妥当だと思います。
同じ教室内でコンクールに参加する人が何人かいる場合は、皆でまとめるのが良いです。
お渡しする時期はコンクール前でもコンクール後でもどちらでも構いません。
ピアノの先生にとってもコンクールは研鑽の場です。
高位入賞者の指導者に与えられる「指導者賞」を設けているコンクールもあります。
中には優秀指導者賞を取ったピアノの先生が審査に参加できるピアノコンクールもあります。
また、コンクールに出した生徒数、生徒の成績によって指導者ポイントが増え、ピアノ教師としての箔が付く制度を設けているところもあります。
いずれにしても生徒をコンクールに出すということは、ピアノの先生にとっては自分の指導力や技術を試される場なので、普段の指導よりも濃いレッスンにはなると思います。
そうした先生の熱意に感謝の気持ちを表すと、先生も励みになって喜ばれるでしょう。