学生のピアノコンクール
子どものピアノコンクールに出場していた方は、自然な流れで学生のピアノコンクールに移行していくようです。
学生のピアノコンクールも益々盛んになって来ています。
ピアノコンクールの「学生」とは、中学生から大学生くらいまでを指すことが多いです。
中には小学校高学年からというところもあります。
大学院生は一般の部に分類されていることもあります。
コンクールによってまちまちなので、募集要項などでご確認ください。
学生のピアノコンクールも子どものピアノコンクールと同様、ひと昔前は学生がピアノコンクールに挑戦するのは、音楽の道に進む覚悟を持つくらいのモチベーションでしたが、現在はずいぶん敷居が低くなっています。
コンクールの数も増えています。
中学生、高校生の中には、音楽高校や音楽大学を受験する方もいるので、音楽方面の進学を目指す方とそうでない方に分けて審査するコンクールも増えてきています。
大学生も音楽大学の学生と一般大学の学生で部門が分かれています。
最近はピアノがとても上手でもピアノを仕事にせずに趣味として続けている方も多く、一般大学生の部もレベルが高くなってきています。
名門と言われる一般難関大学にはピアノサークルがあるところが多く、その学生達がこぞってピアノコンクールに挑戦したりするそうです。
また、将来音楽家を目指す方にとっては、ステージ上でしか会得出来ないものもあるため、コンクールのステージは貴重な経験です。
音楽高校や音楽大学、音楽大学院を受験する際には、一応その受験曲をコンクールで演奏してみるという学生も数多くいます。
そういう方は上位入賞を狙うというよりは、受験曲の研鑽や舞台慣れのためであり、審査員には音楽高校や音楽大学の先生方も多く、顔と演奏を覚えていただくチャンスにもなります。
もちろん、いただいた講評は、今後の練習において大変参考になります。
コンクール本番の演奏に備えて
コンクールや発表会などをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、コンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。