ピアノコンクールに出場する意味
ピアノコンクールもピアノ発表会も、人前で暗譜演奏するという点では同じです。
ではピアノコンクールとピアノ発表会の違いは何でしょう?
ピアノコンクールに出場する意味を考えます。
特にピアニストを目指す人にとっては、ステージ経験を積むことは大変重要で、ステージ上で進化すると言っても過言ではありません。
高位入賞すると演奏活動をバックアップしてもらうチャンスをいただけるかもしれないし、留学の道が開けるかもしれません。
さらにそのようなキャリアを積んでいくと、演奏や音楽指導の仕事にも有利になるでしょう。
そうでない人にとっても、ピアノコンクールは順位が付くので、自分がどれくらいの演奏レベルかということを知ることができます。
また、たいていのコンクールでは審査員の先生方の直筆によるアドバイスがいただけます。
今習っているピアノの先生とは違う視点からのアドバイスは、自分に足りないものなど今後の課題がさらに良くわかることでしょう。
そして、実はピアノコンクールにはこれらよりも大きな収穫があります。
ピアノコンクールにはコンクールを受けてみようという意思を持った、自分と同年代の人がたくさん集まります。
同じ趣味や悩みを共有できる仲間に出会えるかもしれません。
音楽友達を見つける絶好のチャンスです。
普段の交流がなくても、コンクールでいつも顔を合わせてピアノの話ができるというだけでも素敵なことだと思います。
コンクール本番の演奏に備えて
コンクールや発表会などをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、コンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。