ディアベリ作曲の発表会おすすめ曲
アントン・ディアベリ(1781-1858)作曲のピアノ発表会おすすめ曲を紹介します。
ディアベリはオーストリアの作曲家、実業家(出版社を設立)です。
ハイドンに師事しており、ソナチネや小品などピアノ曲をたくさん作りました。
彼の出版社、ディアベリ商会からベートーヴェン、シューベルト、ツェルニーらの作品が多く世に出ています。
ディアベリの名前が良く知られるようになったのは、ベートーヴェンが「ディアベリ変奏曲」を作曲したからでしょう。
表内の各曲は、各レベル内で五十音順に並んでいます。レベルについて、ソロ曲は、初心者(レベル1)からソナチネアルバム程度(レベル5)まで、5段階に分けて表しています。連弾曲は、プリモ・セコンド共に初心者(レベル1)からソナチネアルバム程度以上(レベル6)まで、6段階に分けて表しています。
曲名 | レベル | 楽譜 |
---|---|---|
特徴 |
モデラート | 1 | 楽譜 |
きっちりした印象の曲。7度の三和音があるので、手の小さい幼児には不向き | ||
アレグレット | 3 | 楽譜 |
落ち着いた明るい曲。古典派の入門に。強弱をはっきりつけると良さが引き立つ | ||
小人の踊り | 3 | 楽譜 |
アクセントが特徴的。左手の伴奏が弾ける速さがこの曲の速さを決める | ||
序奏とロンド Op.151-4 | 5 | 楽譜 |
深刻で重々しい序奏の後、一転して軽やかで明るい曲となる |
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
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また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。