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ピアノの連弾について

ピアノの連弾では1台のピアノを2人以上で弾きます。

2人で弾くのを四手連弾、3人で弾くのを六手連弾と言います。

四手連弾が一般的なので、このページでは四手連弾について解説します。

連弾で聴き映えのする曲は「ピアノ発表会におすすめの連弾曲」にまとめています。

連弾曲のジャンル

あらかじめピアノ連弾として作曲されたものと、オーケストラ曲、映画音楽、難しいピアノソロ曲などをピアノ連弾用にアレンジしたものがあります。

後者については元の曲に対して何種類もの作品がある場合もあり、楽譜も時代の流れと共に変わっていったり絶版になったりする可能性があります。

連弾の楽しさ

2人で演奏することにより、迫力もあり華やかで幅広い音域の曲が味わえます。

2人で1つの作品を仕上げる喜びや楽しさも体験できます。

連弾の難しさ

連弾はソロと違う技術が必要です。

お互いに息を合わせることや、音量のバランスを考えて譲りあうことも大切です。

自分のパートだけ練習していては気付かないこともあるので、相手のパートも予習しておくと良いでしょう。

プリモとセコンド

主に高音部を受け持つ人をプリモ、低音部を受け持つ人をセコンドと言います。

初心者の方向けのピアノ楽譜では、教師がセコンドを弾くためにセコンドが難しくなっていますが、特にプリモ・セコンドのどちらが簡単という訳ではありません。

ペダルはセコンドが担当します。

連弾を演奏する心構え

連弾は1+1=2ではなく3にも4にもなりますが、-1にもなる怖さもあります。

少しくらい自分が間違えてもどちらが間違えたかわからないから大丈夫だろう、という気持ちではこのような結果になります。

まず、自分が間違えると、相手が動揺し新たなミスを連発する場合があるので、ミスをしても最小限にとどめることや、それを受け止める柔軟さは、個人練習や2人の合わせ練習、意見交換によって培われるでしょう。

連弾の喜びは、2人が求める理想の演奏ができた時に感じられます。

まとめ

ピアノの連弾は、迫力があり華やかで幅広い音域の曲が味わえます。

2人で1つの作品を仕上げる喜びや楽しさも体験できます。

一方で、バランスをあわせる技術が必要で、ソロとは違った難しさもあります。

ぜひ練習を重ね、連弾で色々な世界を味わってみてください。

本番の演奏に備えて

発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。

スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。

改善すべきポイントがきっと見つかります。

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また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。

丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。

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興味のある方はぜひお読みください。

皆様のピアノライフを心から応援しております。

 
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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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