心のスペシャル・プレイス~キャサリン・ロリン
初中級~中級★☆☆
イ短調
表情豊かに緩急をつけるための良い教材です。
逆に、緩急を自然につけるのが苦手な方は、間違えそうになって演奏が止まってしまうように聞こえるので、発表会では避けた方がよいでしょう。
キャサリン・ロリン作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら。
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~ほぼ4小節ずつ
あ{A}
い{B-C}
う{D}
い{B-C}
え{E-F}
お{G-G’(3小節)-H}
い{B-C}
え’{E-F’(2小節)}
あ’{A-I(3小節)}
弾き方
Freely,with much expression「自由に、そして表情豊かに」
この曲は四声になっています。
コーラスで例えるとソプラノ、アルト、テノール、バスです。
それぞれ他の楽器に置き換えてみても良いでしょう。
練習では単旋律の各パートで取ってから、右手、左手、両手で合わせると曲の流れがよくわかります。
A…前奏、後奏です。右手の高音・4分音符がメロディーなので、なるべく指でつなげるようにして弾きましょう。
poco rit.「少しゆっくり」 a tempo「もとの速さで」 piu rit.「先ほどのrit.よりもゆっくり」
ペダルの踏み方
B~F…フレーズの終わりを弱くするときれいです。
G、G’…accel.「急ぐように」 テンポの揺れが特徴です。
H…1小節目の指使いは「521531」で演奏しました。
I…3小節に渡ってペダルが同じなので、最後に全部の音がきれいに溶け合うまで聴きましょう。
動画のピアノ演奏は参考なので作曲者の指示した速さで弾いています。
もう少しゆっくりでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。