ワルツ Op.18-6~シューベルト
初中級★★★
ロ短調
この曲は『12のワルツ、17のレントラーと9つのエコセーズ D 145 Op.18』という舞曲集の中の1曲で、最もよく弾かれています。
歌曲を得意としたシューベルトらしい、美しく切ない曲です。
メロディーは単旋律なので、ヴァイオリンやフルートにも合うでしょう。
シューベルト作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら。
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~2小節ずつ
くり返しも入れています。
あ{A-B-A-C}
い{A-B-D-F}
う{F-G-F-G’}
え{H-I-H-J}
う{F-G-F-G’}
え’{H-I-H-J’}
弾き方
Moderato「普通の速さで」
A…cantabile「歌うように」 譜面上は2拍目に重みがかかりそうですが、逆に力を抜くと哀愁が漂いおしゃれです。 Con Ped.「ペダルを用いて」 ペダルの踏み方
B…最高音をふくらませます。左手はAと同じです。
C…左手和音の入れ替わりに注意しましょう。2小節目右手後半は次のフレーズを誘います。
D…後半はニ長調になり、音量も増えました。
E…2小節目右手後半は次のフレーズを誘います。
F…しっかりと。
G…強弱をはっきり付けましょう。
G’…Gとは2小節目右手後半のみ異なっています。
H…ニ長調になり、雰囲気が変わりました。
I…右手1小節目、最後の音の臨時記号はダブルシャープです。ダブルシャープの弾き方
J…唯一の右手二声は音を揃えましょう。カッコ付きリピートの弾き方
動画のピアノ演奏は参考です。
もう少しゆっくりでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
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録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。