メヌエットとトリオ K.1~モーツァルト
初級~初中級★☆☆
ト長調
この曲はモーツァルトが5歳の時に作曲したと言われています。
メヌエットはフランスの3拍子の舞曲です。
メヌエットの優雅なステップは6拍で一つの動きなので、2小節をひとまとまりにとらえます。
トリオはメヌエットの中間部で、メヌエットとは少し性格を変えています。
トリオには三重唱という意味もあり、古典派ではメヌエットが三声で書かれていたことにも由来しています。
モーツァルト作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら↓↓
先生が選んだピアノ名曲120選Ⅰ初級
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~ほぼ4小節ずつ
繰り返しも入れています。
あ(A-B-A-B)
あ’(A’-B’-A’-B’)
い(C-D-C-D)
い’(C’-D’-C’-D’)
あ(A-B)
あ’(A’-B’)
弾き方
A、A’…アウフタクト(この曲では3拍子の3拍目から始まる)なのでフレーズの始まりと終わりには注意が必要です。特にフレーズの終わりは柔らかくしましょう。
前半と後半で音量を変えて弾くのも良いでしょう。
スタッカートはノンレガートくらいの感じです。
B、B’…ヘミオラになっています。ヘミオラとは、2小節がまとまって2分の3拍子のように聞こえたり、2拍子の曲が3小節間続くように聞こえます。
左手の最後の小節のような8度音程は、ノンレガートで弾いても良いと思います。
C、C’…ハ長調になりました。三声を意識しましょう。特に左手の上の音(1の指の音)が短くならないように注意してください。
D、D’…右手と左手がバラバラにならないように、指の形をきれいに保ちましょう。D.C.al.Fineの弾き方
ダ・カーポで曲の最初に戻った後は繰り返しは省略可能です。
動画のピアノ演奏は参考なので、作曲者の指示した速さで弾いています。
もう少しゆっくりでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
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また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。