メヌエット イ短調 BWV Anh.120~J.S.バッハ
初級~初中級★★★
イ短調
BWV Anh.(BWV アンハング)は、バッハの作品であるかどうか確認できていないものに使用されています。
右手を追いかけるように左手が同じ旋律をメヌエットのテンポで奏でます。
後半の装飾音を考えて最初のスピードに注意しましょう。
J.S.バッハ作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら↓↓
アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア練習帳
プレ・インベンション
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~ほぼ4小節ずつ
繰り返しは入れていません。
あ{A-B-C}
い{D-E-F-G}
弾き方
この時代はピアノがまだ発明されておらず、ピアノという楽器で表現できる強弱記号やスラーなどはほとんど原典版の楽譜に記されておりません。
同じ曲でも楽譜の校訂者によって音の切り方が違う場合が多いです。
従って音の切り方は指導者によって様々ですので、習っておられる先生に合わせて頂ければと思います。
この曲は4分の3拍子の3拍目からはじまるアウフタクトです。
A…4分音符は原則的にノンレガートで弾いています。楽譜によってはところどころスラーがついています。
B…タイはたっぷり響かせましょう。
C…繰り返す場合は、フレーズの終わりとはじまりを特に意識しましょう。
D…ハ長調になり、少し明るさを出します。
E…4小節目の3拍目からは新しいフレーズです。
F…装飾記号はトリルです。トリルの弾き方 トリルの入れ方によって難易度が変わります。
G…フェルマータは曲の最後のみ使います。繰り返す場合はテンポ通りに弾きましょう。
動画の演奏は参考なので、違う速さでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。