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ピアノの優先順位は下位で良い

普通の学生は学校生活が最上位なのは間違いありません

その次に塾などが来るでしょう。

ピアノを習っている子は大抵複数の習いごとをしています。

スイミング、英語、サッカー、バレエ…その合間を縫って練習してくるのは大変だと思います。

ひと昔前は、練習ができていないとピアノの先生に怒られるというイメージがありました。

しかし今はそれではダメなのです。

練習していないことを怒っている時間はもったいないと思います。

たとえ、特に理由がなくピアノの練習をサボっていたとしても、練習ができていない生徒さんには適切な指導をして、レッスン時間内に向上させることを第一に考えましょう

1回のレッスンを受けただけですごく進歩していると、親御さんはお月謝を払っている値打ちを感じます。

それからなぜ練習しないのか、という理由を考えます。

譜読みがしんどい、曲が好きになれない、時間がない、などなど。

譜読みがしんどいのは、今まで教えていたピアノ講師の指導にも責任があります。

ある程度手伝うのは良いと思います。

曲が好きになれないのであれば、生徒さんが練習をしたくなるような曲を選びましょう。

練習する時間がなければ、教室で一緒に練習すればよいのです。

レッスンに来たくなるような雰囲気を作り、ピアノ教室が癒しの空間になると最高です。

その子に合うペースを見つけてあげましょう。

レッスンの進め方〜小学生編 12箇条

小学生へのレッスンで気をつけたいことを12箇条形式でまとめています。

気になるものを選んでご覧ください♪

ピアノの優先順位は下位で良い
学生にとっては学校生活が最優先だと思います。学校生活に加えて他の習い事も多数あるなど、ピアノの自宅練習に十分時間を避けないこともあります。そのような生徒さんには、適切な指導でレッスン時間内に成長させる事を第一に考えましょう。
レッスンで初見がどんどん強くなる
生徒にとってピアノのレッスンが苦になる理由の一つに「譜読みが遅く初見が苦手」であることが挙げられます。小さいうちに初見力を付けてあげましょう。新しい曲に進む場合は、必ず生徒と一緒に曲の下見をしましょう。初見に強くなると新しい曲がより楽しみになります。
弾きたい曲をどんどん弾かせよう
クラシックに限らず、生徒の弾きたい曲をどんどん弾かせると良いです。弾きたい曲を教えることで練習への意欲も湧きます。レベルに合った楽譜を選んだり指使いを考えたりする手間はかかりますが、生徒との距離が縮まることは何事にも変えがたい効果です。
教室で友達を作ってあげよう
生徒に同じ学年の子がいる場合は、レッスンの時間を前後にするなどして、友達になる機会を作ってあげると良いです。発表会やお楽しみ会など教室の他の生徒さん達と交わる機会を作り、高学年には低学年の面倒を見てもらいます。教室で人と人との絆を作ると教室は繁栄していきます。
伴奏にチャレンジする子を応援しよう
小学校ではピアノが弾ける子に伴奏のチャンスが回ってきます。生徒が音楽会や式典などで伴奏をやってみたいという場合は是非応援してあげてください。伴奏がうまくいくと、生徒自身にはもちろん達成感があるし、ピアノ教室にとっても良い宣伝になります。
学校の音楽の成績はトップクラスを目指す
ピアノを習っているにも関わらず学校での音楽の成績が良くない場合、ピアノ講師の責任だと思います。音楽の教科書の楽譜はすべて理解させ、成績があがるよう協力しましょう。中学生になってから音楽のテストがある場合、テスト対策をしてあげると良いでしょう。
親が迎えに来るまで外には出さない
レッスンが終わったら親御さんの迎えを確認してから生徒を外に出しましょう。迎えが来るまでの間を外で待たしていると道路に出てしまう可能性もあり危険です。また、親御さんとの信頼関係を築くためにも、お迎えがあるまでは責任を持ちましょう。
バイエルは全曲弾く必要はない
バイエルの短所は右手がメロディ、左手が伴奏と決められていることです。また、バイエルは似たような曲が多く飽きてしまうのも難点です。先生が気に入った曲だけピックアップして利用すれば良いと思います。三枝成彰の「バイエルであそぼう」は一緒に弾くと楽しめます。
生徒の楽しみを考える
教則本の曲の合格するスピードは早くて2週、遅くても4週くらいの間隔にしましょう。この頃までに完全に一人で譜読みができる事が、今後のピアノ人生に大きな影響を与えます。ピアノが弾けるようになった楽しみを忘れさせない為にはピアノ講師の手綱さばきが必要になってきます。
レッスンが終わった後の会話を大切に
レッスンが終わった後の会話は大事にしましょう。生徒達は感想を言う事よりも、体育の授業、運動会の種目等、答えがはっきりしている物に対しては積極的に答えてくれます。気になるアーティストについて聞くと、生徒の曲の好みもわかります。家族の話題は控えた方が無難です。
保護者との連絡方法を決めておく
小学生になると親御さんが送迎だけになるところも増えてきます。保護者の方との連絡方法を決めておきましょう。緊急を要しないものは連絡ノート、欠席の連絡・レッスン時間の変更などはLineやメールが良いでしょう。即答ができなくても、「後でご連絡致します。」など入れましょう。
生徒の管理簿をつける
生徒さんの管理簿をつけるようにしましょう。入会年月日、月謝、本、発表会の曲目などを記録しておくことをおすすめします月謝はトラブルに発展することもありますから注意しましょう。発表会では、連弾のパートナーの名前も書いておくと良いでしょう。
 
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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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