ドビュッシーの人物像
クロード=アシル・ドビュッシー(1862~1918)はフランスの作曲家です。
父親は陶器店を経営し、母親は裁縫師でした。
しかし、彼が2歳のとき、父親は経営難のため店を閉め、母方の実家に同居します。
家系には音楽家がいませんでしたが、詩人ヴェルレーヌの義兄がの父親の知人であったことから、ドビュッシーはヴェルレーヌの義母にピアノを習うことになりました。
彼女はドビュッシーの才能を見抜き、力を尽くしました。
両親も彼を演奏家にして、お金を稼ぐことを夢見たようです。
そして彼はわずか10歳の若さでパリ音楽院に入学しました。
元々はピアニストになるつもりでピアノコンクールに何回か挑みましたが、1位を取ることができずピアニストの夢は諦めてしまいます。
その後、作曲家の登竜門であるローマ大賞を受け、22歳の時に3回目の挑戦で1位を勝ち取ります。
この頃は歌曲を主に作曲していて、ローマ大賞もカンタータ「放蕩息子」で受賞しました。
彼の転機は27歳の時、パリ万国博覧会でジャワ音楽のガムランを聞いたことです。
同時にジャポニズム(日本趣味)にも感銘を受けました。
自然や風景の視覚的イメージを音で表現するとき、西洋で使われていた「ドレミファソラシド」の音階ではなく、東洋の「ドレミソラ」等の音階を取り入れることにより、彼の音楽が個性を発揮しました。
私生活では女性を悲しませることが多かったようです。
ドビュッシー作曲のピアノ曲に興味をもたれた方は、ドビュッシー作曲の発表会おすすめ曲、もしくはドビュッシー作曲のピアノ中級上級おすすめ曲でお気に入りの1曲を探してみてください♪
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
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また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
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皆様のピアノライフを心から応援しております。

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。