ジャズ・キャッツ~グレンダ・オースティン
初中級★☆☆
ニ短調
ジャズ・キャッツには「ジャズ狂」という意味があります。
原題は『Jazz Kats』でCatsでないのは、Katsのほうがジャズの雰囲気に近いのでは?という師匠であるギロックからのアドバイスだそうです。
同じくギロックの弟子のキャサリン・ロリンの『ジャズ・キャット』もお聴きください。
グレンダ・オースティン作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら↓↓
クラッシー・ジャズ・ポケット – グレンダ・オースティン
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~2小節ずつ
繰り返しも入れています。
あ{A-A’}
い{B-C-D-E}
い’{B-C-D-F}
う{G-H-I-J}
う’{G-H-I’-K}
い”{B-C-D’-E’}
い”’{B-C-D’-L}
あ’{A”-M-A”-N}
弾き方
A…少し真ん中をふくらませるようにします。
B…アクセントを意識しましょう。crescendo poco a poco「少しずつ大きく」
C…2小節目の左手はピシッと切りましょう。
D…decrescendo poco a poco「少しずつ小さく」
E、F…カッコ付きリピートの弾き方
G…こっそりと。
H…sfzは強めのアクセントですが、曲の雰囲気が壊れないよう注意しましょう。
I…Gよりも更に息をひそめて。
J…半音階を意識しましょう。
K…I’の後半からの半音階はしっかりとかみしめて。rit.「だんだん遅く」
D’…Dと似ていますが、アクセントの場所が4度の重音になっています。
L…強弱を少し大げさにつけましょう。
A”、M…A”よりもMを少し強く弾きます。
N…スタッカートではありません。長さに注意しましょう。
動画のピアノ演奏は参考です。
違う速さでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。