メヌエット ヘ長調 K.2~モーツァルト
初級★★☆
ヘ長調
モーツァルトが満6歳を迎える頃の作品と言われています。
右手は同じリズムが多いです。
音列や左手のメロディーによって表情が変わるのは流石モーツァルトです。
しかも無駄がありません。
4分音符は基本ノンレガートが良いと思います。
モーツァルト作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら。
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~4小節ずつ
繰り返しも入れています。
あ(A-B-A-B)
い(C-C’-A’-A’’)
弾き方
メヌエットは貴族に好まれた優雅な3拍子の舞曲です。
A…右手の2、3拍目の同音が重くならないように。4小節目の左手3拍目は軽い方がおしゃれです。
B…ピアノ発表会では繰り返しはした方がよいと思います。
C…ト短調になりました。少し音色や音量を変えてみましょう。
C’…元のヘ長調に戻りました。気持ちを切り替えてのびのびと弾きます。
A’…Aと右手は同じ旋律ですが、更に堂々とした印象です。最後は偽終止をよく味わって少し立ち止まります。
A’’…AとA’が合体したフレーズです。このように似たフレーズが多いので、どこが一緒でどこが違うかを理解していないと暗譜で崩れてしまいます。注意しましょう。最後は少し落ち着いて終わりらしくします。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。