テレマン作曲の発表会おすすめ曲
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)作曲のピアノ発表会おすすめ曲を紹介します。
テレマンはドイツの作曲家で、バロック音楽を代表する作曲家です。
鍵盤楽器の他に弦楽器や管楽器演奏にも長けていて、長命なこともあり、クラシック曲をもっとも多く作った作曲家としてギネスに認定されています。
ヘンデルやJ.S.バッハとも親交がありましたが、特に当時世間的にはテレマンよりも評価が低かったJ.S.バッハの才能を高く認めていました。
J.S.バッハの次男のC.Ph.E.バッハの名付け親でもありますが、C.Ph.E.バッハは音楽の作風もテレマンから受け継いで成長していきます。
テレマンの作品は、常に流行の先端を意識していたため、華やかでわかりやすい作風です。
表内の各曲は、各レベル内で五十音順に並んでいます。レベルについて、ソロ曲は、初心者(レベル1)からソナチネアルバム程度(レベル5)まで、5段階に分けて表しています。連弾曲は、プリモ・セコンド共に初心者(レベル1)からソナチネアルバム程度以上(レベル6)まで、6段階に分けて表しています。
曲名 | レベル | 楽譜 |
---|---|---|
特徴 |
アレグロ ホ短調 | 2 | 楽譜 |
思慮深さがにじみ出る曲。構成力が大切 | ||
ジグ(ジーグ) | 2 | 楽譜 |
生き生きとした軽快な舞曲。左右が独立した声部になっている | ||
スケルツィーノ | 2 | 楽譜 |
明るく楽し気な曲。左右がメロディーを歌い合う | ||
ファンタジア ト短調(vivaceのみ) | 5 | 楽譜 |
清々しく好感度の高い曲。正式には(Adagio)部分を真ん中に挟む |
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
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また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。