騎士 Op.27-29〜カバレフスキー
初中級★★☆
変ロ短調
『30の子供の小品』 Op.27に含まれています。
ロシア風できりっと勇ましい曲。
男の子に人気です。
カバレフスキー作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら。
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~ほぼ4小節ずつ
前奏(2小節)
あ{A-B-間奏(2小節)A’-C-経過(5小節)}
い{D(6小節)-E-F-G-間奏(2小節)}
あ{A-B-間奏(2小節)A’-C’}
弾き方
前奏…鋭く強い音で弾きます。
A、B…右手は前奏と同じ音ですが、弱くして左手のメロディーをはっきりした音で弾きましょう。
A’…Aほど攻撃的ではありません。
C…左手は変ロ短調の音階の下行形になっています。クレッシェンドにして緊張を高めます。
D…上の旋律をくっきり出します。右手の内声を控えましょう。
E…3小節目の右手のメロディーで「♭ラ」が隠れないように注意します。
F、G…一番難しいところです。左手にも動きがあります。
C’…最後の左手はオクターブが届くなら下の「♭シ」も弾いて下さい。スピードを緩めない方が良いと思います。
動画のピアノ演奏は参考なので、作曲者の指示した速さで弾いています。
もう少しゆっくりでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。