乱暴な騎士（勇敢な騎手）～シューマン

初級★★★
イ短調

シューマンがこどものために書いた『ユーゲントアルバム』の８曲目です。

元々は「揺り木馬の騎士」というタイトルだそうです。

日本では「勇敢な」と「乱暴な」の２パターンのタイトルになっていますが、荒々しくならないように注意しましょう。

シューマン作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。

興味のある方は一度ご覧ください♪

楽譜はこちら↓↓

ユーゲントアルバム Op.68 – シューマン
先生が選んだピアノ名曲120選Ⅰ初級
ピアノコスモス 1

構成

効率よく暗譜するためにも参考にしてください。

暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。

※記号は一応の目安～４小節ずつ
繰り返しも入れています。
三部形式

あ（Ａ－Ｂ）
あ（Ａ－Ｂ）
い（Ｃ－Ｄ）
あ（Ａ－Ｂ）

弾き方

アウフタクト（この曲では６拍子の６拍目から始まる）なのでフレーズの始まりと終わりには注意が必要です。

特にフレーズの終わりは少し弱めに、しかも柔らかすぎず弾くとレベルが上がるでしょう。

スタッカートとスラーの区別ははっきり付けましょう。

スタッカートを弾くときは、鍵盤の近くで歯切れよく打鍵するようにします。

Ａ…sf「その音を強く」は荒くならないように加減してください。

Ｂ…Ａが半終止だったのに対してＢは完全終止です。

Ｃ…左手にメロディーが移り、ヘ長調になっています。調性の変化に応じて気分も変えます。左手の指使いをしっかり守りましょう。

動画のピアノ演奏は参考なので、作曲者の指示した速さで弾いています。

もう少しゆっくりでも大丈夫です。

本番の演奏に備えて

発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。

スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。

改善すべきポイントがきっと見つかります。

もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。

録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。

また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。

丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。

暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。

興味のある方はぜひお読みください。

皆様のピアノライフを心から応援しております。