エコセーズ WoO.23~ベートーヴェン
初級★★☆
ト長調
エコセーズは「スコットランド風の」という意味のフランス語です。
2拍子で演奏されれる舞曲で、ベートーヴェンの時代に流行したようです。
WoO.は Werke ohne Opuszahl の略で、ベートーヴェンが作品番号を付けていなかった楽曲です。
後世の音楽家によって編集されました。
ベートーヴェン作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら↓↓
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~2小節ずつ
繰り返しは省略しています。
あ(A-B-A-B’)
い{C-C-D-B’)
弾き方
Grazioso「優雅に」
スタッカートは鋭くなりすぎないように気をつけましょう。
演奏する際には4小節が1フレーズになります。
A…2拍目の裏拍から始まるアウフタクトです。2小節目などに出てくるアクセントも極端に大きすぎないようにしましょう。
C…2小節目の右手のスラーは大切に。
D…シンコペーションのリズムはハッキリしたいですが、あまり重くなりすぎない方が良いと思います。
B’…曲の最後は少し終わりらしくします。
動画のピアノ演奏は参考なので、作曲者の指示した速さで弾いています。
もう少しゆっくりでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。