丁寧なレッスンで初心者も安心！ピアノ練習アプリPiano Academy

今回ご紹介するピアノ練習アプリは「Piano Academy」

1週間限定で受講できる有料会員のレッスンを体験してみました。

利用して感じたのは、非常に丁寧な動画解説と段階的なレッスンです。

独学でピアノをはじめたいけれど続けられるか不安な方は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。

Piano Academyとは？

歌やギターなどの音楽系アプリを配信しているYokee Music（ヨーキーミュージック）が提供しています。

公式サイトによると、Yokee Musicは海外発のミュージシャンや技術者、デザイナーなどの集団で、彼らが発信しているアプリは世界中で１億人以上のユーザーがいるようです。

Piano Academyはこんな方におすすめ！

現在はピアノを独学で学ぶ人も増え、多数のピアノ練習アプリがあります。

その中でも特に「Piano Academy」は以下のような目的を持った方に合っています。

基本から着実に力をつけたい

いきなり曲を完成させる前に基礎的な練習を積んでおくことは、ピアノ上達への近道です。

このアプリは徐々にステップアップするタイプのレッスン形式なので、初心者の方でも安心。

どのような基礎練習をすればいいのか、動画付きで丁寧に教えてくれます。

同時に英語も学びたい方

「Piano Academy」では海外のピアノ講師がレッスンをしてくれます。

そのため、英語の解説に日本語の字幕を付けることもできるので英語の勉強にも良いです。

これから英語力をつけたいお子様にもオススメと思いました。

Piano Academyの使い方

続いて、「Piano Academy」の利用方法をご紹介します。

簡単な操作なので、みなさんも一緒に試してみてくださいね。

いくつかの質問に回答する

アプリをはじめて起動する方は、画面にいくつかの質問が出てきます。

回答して、次のステップに進みましょう。

プランを設定

次に、レッスンのプランを設定します。

まずは1週間無料のレッスンを試してみましょう。

有料会員の登録をする方は、「Piano Academyのココに注意！」の項目をご一読ください。

MIDI接続

他のピアノ練習アプリ同様、「Piano Academy」も演奏の認識が可能です。

特にキーボードをお持ちの方は、MIDIインターフェースを用いてアプリと接続するのがオススメ。

これは、演奏した音を端末に内蔵されているマイクで拾うよりも高い感度で音が認識されるためです。

アコースティックピアノの場合はMIDI接続が使えず、音の検出のみ利用できます。

レッスン開始

では、早速レッスンをはじめてみましょう。

このアプリには２つのコースがあり、目的に合わせて選ぶことができます。

アカデミー

ピアノを初めて習うという方は、こちらがオススメ。

基礎基本を動画付きで丁寧に解説してくれるコースです。

いきなり楽譜から表示されることはなく、序盤はバーで教えてくれるので、楽譜が読めない方でも安心です。

ソングブック

プレミアム会員の方は利用することができます。

初級・中級・上級に分かれており、レベルに合わせた楽譜を選ぶことが可能です。

海外のアプリなのでJ-POPやK-POPはありませんが、洋楽を中心にディズニーの名曲などもそろっていますよ。

有料プランについて

次に、このアプリの有料会員について料金や特典をまとめました。

本格的に利用したいと考えている方は、こちらも参考にしてみてくださいね。

プラン名	期間	料金
Piano Teacher	1週間	850円
Piano Lessons	1ヶ月	1,950円
Piano Lessons	3ヶ月	3,900円
Piano Lessons	6ヶ月	7,600円
Piano Lessons	1年	10,200円
Holiday Songs	3ヶ月	3,200円
Piano Maestro	3ヶ月	3,200円
Piano Keyboard	3ヶ月	3,200円
Learn Piano	3ヶ月	3,900円
Learn Piano	1年	8,500円

iPhoneの場合は、設定から、サブスクリプションの項目で変更することができます。

Piano Academyのメリット

他のピアノ練習アプリと比べて「Piano Academy」の良かった点を3つ挙げます。

目的や練習環境と照らし合わせてみてくださいね。

基礎トレーニングをサボらせない

独学の方は、退屈だからといって基礎練習を飛ばしてしまいがち。

しかし、ピアノの世界では基礎がとても重要です。

そこで便利なのが「Piano Academy」のレッスンです。

こちらのアプリは、レッスンをクリアすると次のレッスンが受けられるようになる仕組みですので、基礎トレーニングをひとつずつ確認しながら進めることができます。

自信のある方はレッスン動画をスキップすることもできるので、レベルに合わせて進めていきましょう。

アコースティック/デジタル設定

他のアプリに比べて、ピアノの音をマイクでよく拾えていました。

そのためアコースティックピアノしか持っていない方でも安心です。

MIDIインターフェースをお持ちでない方も、一度アコースティック/デジタル設定を試してみると良いでしょう。

キーボードが表示される

キーボードが画面に表示され、キーボードが手元にない通勤通学時でも練習可能です。

いつでもどこでも練習できるという点では、他のピアノ練習アプリと一線を画しています。

スキマ時間も活用して早く上達したいという方や、まだキーボードをお持ちでない方はこちらのアプリがおすすめです。

ただ、スマートフォンの画面は小さいため、和音が弾きにくいのが残念なところ。

タブレット端末などの大きい画面なら認識されやすいでしょう。

Piano Academyのココに注意！

アプリを利用してみて気になった点をいくつか挙げます。

無料会員では時間が制限される

「Piano Academy」は無料会員の場合、1日に10分しかアプリを利用することができません。

ピアノは1日に何時間も練習するより、毎日無理のない範囲で継続することが重要ですが、1日10分では少ないし物足りないですね。

毎日しっかり練習して早く上達したいという方は、有料プランも検討してみると良いでしょう。

有料プランのシステムが分かりにくい

有料プランにする場合、アプリから直接有料会員の登録をするか、iPhoneの設定からサブスクリプションで登録します。

しかし、この2つの方法で表示されるプランが大きく異なるのが難点。

アプリからの方は割引がありますが、選べるプランが非常に少ないので注意が必要です。

一方、サブスクリプションにある料金プランは多すぎて迷ってしまうでしょう。

さらに同じプラン名でも料金が違っているものがあるので、アプリ側の表記ミスでしょうか。

あまり親切ではありません。

有料プランをご検討の方は、よく確かめてから登録するのがおすすめです。

英語のみの動画もある

アプリの不具合なのか、解説がすべて英語で字幕が表示されない動画もありました。

簡単な英語ではありますが、日本語の解説をお求めの方はアップデートを待つか、他のアプリを試してみると良いでしょう。

まとめ

ピアノ練習アプリ「Piano Academy」のレビューをご紹介しました。

いくつかの注意点を踏まえたうえで、自分に合うと感じた方は1週間のお試し期間に思う存分練習してみると良いと思います。

また、無料でもボリュームのあるものなど、他にも多数ピアノ練習アプリを紹介しています。

使いやすくて確実に上達できるアプリを探してみてください♪

最後に、Pianeys（ぴあにーず）では、あなたの独学を全力でサポートさせていただきます。

独学サポート特別プログラムの「トンプソンコース」や「リラ・フレッチャーコース」では、初心者の独学に徹底的にコミットします。

体験いただいた方からは、自分のペースで進められる点など、好評をいただきました。

初心者用の楽譜をまるまる1冊仕上げたい方は、あわせてご検討ください♪

皆様のピアノライフを心から応援しております。