リトミックで得られる効果

ダルクローズはリトミックにより、心と身体の一致を目指し音感を鍛えることができると考えました。

リトミックは小さい子供達に演奏訓練をさせるのではなく、聴いた音を全身で感じ、自分の身体で表現することによって音楽への興味を引き出します。

乳幼児期には音楽領域を司る右脳が最も発達する時期なので、音楽の刺激を与えると右脳の発達にとても効果があるのがわかっています。

リトミックは情操教育にも大きな効果があります。

人は音やリズムによって何らかの反応を起こします。楽しい音楽は明るい気持ち、穏やかな音楽は癒しの気持ち、暗い音楽は寂しく沈んだ気持ちにさせます。

そして感じたことを心の中だけにとどめず身体で表現することで、喜怒哀楽とはこういうものかという概念が幼児にもだんだんわかるようになってきます。そして楽器を演奏したり歌を歌う時に、感情を音で表現できるようになります。

また子どもの得意な学習法は「真似をすること」です。リトミックは真似をするところから始まります。真似ができるようになると、人と違うところを見つけられるようになり、やがて自分で考えた表現ができるようになるでしょう。

音楽だけではなく、語学やスポーツも真似をすることやリズムを感じることが必要です。リトミックの精神はあらゆる分野で活用することができます。

リトミックは単なる習い事ではなく、親子で一緒に楽しみながら過ごす時間です。子供達にとって親御さんのスキンシップや笑顔が何よりの励みになります。リトミックの時間は親子にとってかけがえのない時間となるでしょう。