大人の初心者の方のピアノ独学に適したおすすめ楽譜は…

ひと昔前は大人も子供も初心者はバイエルでした。しかし、今は色々な入門の楽譜が出ています。

これから独学を始められる大人の初心者の方は、どの楽譜を使えばよいか迷ってしまうと思います。

「大人の~」「シニアの~」シリーズ

最近「大人の~」「シニアの~」という楽譜もたくさんあります。知っている曲中心で確かに楽しそうです。

しかしピアノ曲ばかりではなく、ピアノ用にアレンジした楽譜や、高度なピアノ曲を簡単にした楽譜も多いので、完成度に不満のある曲もあります。

私としては、クラシックは原曲のままで弾いてほしいと思います。つまりクラシックを勉強したい人にとっては方向が違うと言えます。

逆にポピュラーを弾きたいとか、自分でメロディーに伴奏を付けて楽しみたいという方は、コードネームについても触れていたりするので良いかもしれません。

子供用に書かれた楽譜

子供向けの楽譜は横長で音符も大きく、何冊もシリーズ化されています。絵本のようにカラフルなので値段も高めです。大人の初心者がこれらの楽譜を使ってもすぐに終わるので、もったいないと思います。

子供向けになっているので、解説もほとんどありません。説明はピアノの先生にゆだねられています。

バイエル教則本

バイエルについてはこちらをご覧ください。

大人の初心者が使いやすい独学の楽譜のチェックポイント

・リーズナブルであること。大人には大きな挿絵は必要なし。

・「中央のド」から始まり、ト音記号とヘ音記号を同時に覚えていく楽譜であること。

・新しい音符や記号が出てきたらその都度説明があること。

・曲の背景や作曲者についての解説もあり、音楽の知識が得られること。

大人の初心者が使いやすい独学のおすすめ楽譜

私は大人の方の独学のための楽譜には『トンプソン 現代ピアノ教本』又は『リラ・フレッチャー・ピアノコース』がちょうど良いのではないかと思います。

これらはアメリカの楽譜で、世界各地で使われていて、もちろん日本語でも作られています。子供も使いますが、楽典の説明もしっかりしているので、大人が自分で読み進めて行けます。

古典派とロマン派の曲に加えて、当然アメリカの曲が多く知っている曲も色々入っています。

面白いのは、曲に歌詞が付いているので、歌いながら弾くことによってソルフェージュの勉強にもなるし、歌詞の切れ目でフレーズ感も理解できるということです。

リラ・フレッチャー・ピアノコース

1巻から6巻まであります。だいたい3巻に入ると初心者から初級に入ると思います。

『リラ・フレッチャー・ピアノコース1』についてはこちらをご覧ください。

トンプソン 現代ピアノ教本

1巻から5巻までありますが、初心者の方はその前の『トンプソン 小さな手のためのピアノ教本』から入ることをおすすめします。こちらはだいたい2巻に入ると初心者から初級に入ると思います。

『トンプソン 小さな手のためのピアノ教本』についてはこちらをご覧ください。