あなたに最高のしあわせを~西村由紀江
初中級~中級★★★
ニ長調
ピアニスト西村由紀江さんの1995年に発表された作品です。
結婚披露宴などで弾くとピッタリですね♪
最後に半音高く転調しますが心が高揚し、幸せが倍増する感じです。
西村由紀江作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。興味のある方は一度ご覧ください♪
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
※記号は一応の目安~ほぼ8小節ずつ
イントロ{X(9小節)}
A{a1-a2}-B-C-D-E-F{a1-a2’(3小節)}-G{g1-g2}
弾き方
ペダル記号は書いてありませんが、濁らないように踏みかえてください。ペダルの使い方
指づかいの表記もありません。ペダルでつなげるのではなく、なるべく切れないような指を使ってください。
ペダルや指づかいは動画も参考にしてくださるとわかりやすいかと思います。
X…ささやくように。だんだん音が増えていきます。 8小節目の装飾記号はアルペジオです。 アルペジオの弾き方 8vaの弾き方
3回出てくる付点2分音符は少し力を抜いて弾くときれいです。
A…右手の6度の重音はバラバラにならないように注意しますが、上の音に少し重点を置きます。左手の長く伸ばす音がきつくならないように注意しましょう。
最後の2拍はBの出だしになっています。以降、そのようなフレーズの取り方になっています。
B、C…主旋律とそうでないところを区別します。フレーズの終わりは少し弱めましょう。 この曲ではこのような弾き分けが重要なポイントです。
D…1、2小節目に比べて、3、4小節目は少し音量を落としています。
E…7小節目はわざと弱くしました。大きな音でも良いと思います。
F…Aとほとんど同じですが、後半が短くなっています。
G…転調して全体的に半音上がり変ホ長調になりました。Fの旋律を噛みしめるような感じです。rit.「だんだん遅く」 最後の和音は雰囲気でアルペジオになってしまいました。
動画のピアノ演奏は参考なので作曲者の指示した速さで弾いています。
もう少しゆっくりでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。