マーチ～プロコフィエフ

初中級～中級★☆☆
ハ長調

『子供の音楽～１２のやさしい小品　作品６５』の中の第１０曲です。

少しおどけたような、溌溂とした曲でとても人気があります。

統一感のあるリズムと伴奏に乗せて、メロディーが自由自在に動きます。

プロコフィエフ作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。

興味のある方は一度ご覧ください♪

楽譜はこちら↓↓

プロコフィエフ・ピアノ名曲集

構成

効率よく暗譜するためにも参考にしてください。

暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。

※記号は一応の目安～ほぼ４小節ずつ

前奏｛Ａ（２小節）｝
あ｛Ｂ－Ｃ｝
い｛Ｄ－Ｅ｝
う｛Ｆ－Ｆ’｝
あ’｛Ａ’－Ｂ’｝

弾き方

Tempo di Marcia「マーチ（行進曲）のテンポで」

Ａ…前奏が基本形で、飛んだり跳ねたりどんどん広がります。

Ｂ…装飾音は短前打音です。　短前打音の弾き方　ときどき出てくるスラーはたっぷり伸ばしましょう。またアクセントを強調することでユーモラスな表情も出てきます。

Ｃ…弱拍を強調して弾きます。緊張感が高まります。

Ｄ…ヘ長調になりました。

Ｅ…スタッカートはありませんが、重くならないように注意してください。

Ｆ…短調と長調がぶつかりながら音量が増えて行きます。poco a poco cresc.「少しずつ強くして」

Ｆ’…Ｆの音に少し味が加わり、ハ長調の主題に向かいます。

Ａ’、Ｂ’…右手はＡ、Ｂの１オクターブ上です。伴奏はＣのリズムです。　8vaの弾き方

動画のピアノ演奏は参考なので作曲者の指示した速さで弾いています。

もう少しゆっくりでも大丈夫です。

本番の演奏に備えて

発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。

スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。

改善すべきポイントがきっと見つかります。

もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。

録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。

また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。

丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。

暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。

興味のある方はぜひお読みください。

皆様のピアノライフを心から応援しております。