目覚めのボサノバ～物部一郎

初中級～中級★☆☆
ヘ長調

1972年に「ボサノバ」というタイトルで発表された作品です。

シンコペーションがボサノバの特徴です。

リズムが重くならないように注意しましょう。

物部一郎作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。

興味のある方は一度ご覧ください♪

楽譜はこちら。

白黒クジャクと思い出の歌
（「物部一郎：15のピアノ曲集」）

構成

効率よく暗譜するためにも参考にしてください。

暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。

※記号は一応の目安～ほぼ４小節ずつ
繰り返しもいれています。

あ｛A－A｝
い｛B－C－D｝
あ’｛A’－A”｝
う｛E－F｝
え｛G－G｝
え’｛G’－G”｝
お｛H－I－J｝

弾き方

Allegro leggiero「速く、軽く」

A…同音連打は腕を楽にして背景のように弾きます。ペダルはない方がよいでしょう。

B…アクセント、スラー、スタッカートをきちんと弾き分けます。

C…音は違いますが、弾き方はBと同じです。

A’、A”…それぞれAとはどこが違うか確認しておきましょう。

E…2，4小節目の左手後半は歌わせましょう。

F…音は違いますが、弾き方はEと同じです。

G…dolce「やさしく」音は少なくなりましたが、リズムは正確に。ペダルを使いました。ペダルの踏み方

G’、G”…右手と左手の拍子が違うように聴こえます。G’は「p」で、G”は「mf」で弾きます。カッコ付きリピートの弾き方

H…長いcresc.のはじまりです。

J…しっかり弾き切って、最後は全部の音が溶け合ってから、ゆっくりはなしましょう。

動画のピアノ演奏は参考なので作曲者の指示した速さで弾いています。

もう少しゆっくりでも大丈夫です。

本番の演奏に備えて

発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。

スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。

改善すべきポイントがきっと見つかります。

もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。

録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。

また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。

丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。

暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。

興味のある方はぜひお読みください。

皆様のピアノライフを心から応援しております。