ロンド・ダンス Op.60-2~カバレフスキー
初中級★★★
ニ長調
音型だけ見ていると速くキビキビした曲のように思われて、なんとなく速く弾きたくなってしまいますが、「いそがず、優美に」という注釈があります。
しかし、4分の3拍子ではなく8分の3拍子なので、ゆったりしすぎないようにしましょう。
カバレフスキー作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら。
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~ほぼ4小節ずつ
あ{A-B-C-D-A’-B’}
い{E-F-E-G-H}
う{A-B-C-D-A’-B’-I(6小節)}
弾き方
8分の3拍子の3拍目からはじまるアウフタクトです。
常にフレーズのはじまりと終わりを意識しましょう。
A…スラーとスタッカートの差を付けましょう。ペダルは多すぎないほうがよいでしょう。
leggiero「軽く」 ペダルの踏み方
B…前半はAと同じですが、後半は解決しています。
C…音量を落として底辺でうごめいているように。
D…半音階のクレッシェンドを効かせましょう。
A’、B’…A、Bと同じ旋律で、ところどころ1オクターブ違いになっています。
E…marcato「はっきりと」1拍目のアクセントをしっかり弾きます。
F…meno f「今までよりも弱く」装飾音は短前打音です。 短前打音の弾き方
G、H…むずかしいところなので、ゆっくり弾きながら音を頭に入れていきましょう。
I…だんだん弱くしながら、最後はスッといなくなる感じです。
動画のピアノ演奏は参考です。
違う速さでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
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また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。