ニューオリンズのたそがれ~ギロック
初級~初中級★★☆
ハ長調
アメリカ・ニューオリンズはジャズ発祥の地です。
一口にジャズと言っても色々ありますが、その元祖となった形式がニューオリンズ・ジャズです。
管楽器中心の即興演奏が代表的なスタイルです。
ギロック作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら。
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~4小節ずつ
あ{A-B-C}
い{D-E}
あ’{A’-B’-C’(6小節)}
弾き方
「あ」…SONG STYLE;SOMEWHAT FLEXIBLY「しなやかに歌うように」
メトロノームは♩=54位ということで、かなりゆっくりしています。その横にリズムの表示がありますが、付点音符ほど角ばったリズムではなく、間を切ってスイングするように弾きます。
A…singing「歌って」 R.H.「右手で弾く」
右手の装飾音は短前打音です。 短前打音の弾き方
ペダルは踏み継いで行きますが、残したい音がちゃんと残るように、楽譜の通りに踏みかえましょう。ペダルの踏み方
B…長調と短調が入れ混じるのが、ニューオリンズ・ジャズの特徴です。強弱をこまめに付けて変化を楽しみましょう。
C…A、Bよりも強めの音で。
「い」…FASTER,with a beat「拍子感を持って速めに」
付点音符はさっきと打って変わってきちんと角が付きます。
D…アクセントやfz「その音を強めに」をはっきり付けましょう。
E…long「長く」。最後の音は長く伸ばします。
「あ’」…TEMPOⅠ, but with a more pronounced beat「始めのテンポで、しかしもっとはっきりしたビートで」 音量は「あ」よりも大きく堂々としています。
A’…L.H.「左手で弾く」8vaの弾き方
C’…retarding「だんだんゆっくりと」 全ての音が溶け合うまで最後の音は伸ばしましょう。
動画のピアノ演奏は参考なので、作曲者の指示した速さで弾いています。
違う速さでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。