タランテラ~ブルグミュラー
初級~初中級★★★
ニ短調
エキゾチックで動きの激しい舞曲。
タランテラはイタリアのナポリ地方発祥の舞曲です。
この曲の小節ごとの詳しい弾き方の解説は、ピアノ演奏攻略noteにまとめています。
発表会やコンクールを前に、演奏のレベルアップをしたい方には必見の内容です。
こちらからご確認ください↓↓
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~ほぼ4小節ずつ
繰り返しも演奏しています。
元々が速い曲なので、それなりのテクニックは必要です。
前奏{A(5小節)-B(3小節)}
あ{C-D-C-D}
い{E-F-C’-G}
い{E-F-C’-G}
う(H-I-H’-J}
う(H-I-H’-J}
え{C-G-C-G’(3小節)}
お{K-L(5小節)-M(3小節)}
弾き方
A…音型に沿って真ん中を膨らませます。
B…休符をきちんと数えないで速くなる人が多いです。注意しましょう。最後はフェルマータがあるので、もう1小節くらい無音の状態がある感じで。
C…ここからアウフタクトで6拍目から常に始まります。3小節目は1,4拍目より3,6拍目にアクセントを付ける方がタランテラっぽいです。
D…ヘ長調になりました。強弱記号で気持ちの変化を付けます。4小節目の右手のオクターブが届かない人も、いっぱい手を広げて切れて聞こえないように弾きます。
E…leggieroは軽くという意味です。指使いに注意。
F…「C’」に向かってだんだん強くして行きます。
右手の装飾音は短前打音です。 短前打音の弾き方
C’…「C」と音量が違います。
G…もの哀しい旋律です。伴奏の音が邪魔にならないように注意しましょう。
H…ニ長調になりました。左手の和音にスタッカートもあります。4小節目のsfに向けてだんだん大きくしますが、sfが乱暴にならないように。
I…装飾音は複前打音です。 複前打音の弾き方
H’…装飾音の連打が重くならないように注意しましょう。
K…前奏「A」を思い起こさせるフレーズです。左手の休符をお忘れなく。
L…dimin. e poco riten「だんだん弱くゆっくり」。一旦終わるような感じに聞かせます。
M…in tempo もとの速さに戻ってテンポもゆっくりしません。
さらに詳しい弾き方は、ピアノ演奏攻略noteをご確認ください↓↓
ブルグミュラー作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら↓↓
ブルグミュラー 25の練習曲
音楽表現練習への ピアノ小曲集 No.2 ‐ バイエル併用
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
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また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
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皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。