タランテラ~ツィルヒャー
初級~初中級★★★
ハ長調
生き生きとはずむような明るい曲。
タランテラはイタリアのナポリ地方発祥の舞曲です。
この曲は最後がf(強く)で終わっていますが、曲全体を通してそれほど起伏がありません。
実際は強弱の幅を付けて弾く方が良いと思います。
ツィルヒャー作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら↓↓
大村典子ピアノピースセレクション(7) お祭りと踊りA
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
*記号は一応の目安~ほぼ4小節ずつ
あ{A-A’-B-C-A-A’}
い{D-E-D-F}
あ’{A-A’-B-C-A-G-H(3小節)}
弾き方
A、A’…右手の同音連打は必ず違う指で。前半は軽く、後半はレガートで膨らませます。
B…前半と後半で音量を変えるのも良いでしょう。Cに向かってだんだん強くしていくのも良いし、後半を前半のエコーのように弱く弾くのも良いと思います。
C…前半部分で一番盛り上がるところです。
D…ヘ長調になりました。1小節目の最後の音はアクセントが付いていますが、硬くなりすぎないよう注意しましょう。
F…1小節目のシャープが暗譜の要です。
G、H…本来のタランテラは次第に熱狂的になってスピードが増します。ここでは指示がありませんが、そのように弾いても面白いと思います。
動画のピアノ演奏は参考なので、作曲者の指示した速さより少し速く弾いています。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。