ウォリサム ブルース~マーサ・ミアー
初級~初中級★★☆
ホ短調
ブルースは黒人霊歌発祥で19世紀末頃から歌われるようになりました。
「悲しそうに」という指示がありますが、メロディーからはダメージを受けた悲しみではなく、孤独感のようなものを感じます。
大人の方に弾いてほしい曲です。
マーサ・ミアー作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら↓↓
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~ほぼ4小節ずつ
あ{前奏(2小節)-A-B}
い{C-D}
あ’{A-B-後奏(2小節)}
弾き方
前奏…「あ」の左手はほとんどこの音型なので暗譜はお得です。和音が強すぎないように注意しましょう。
ペダルの使い方
A…simileの弾き方 こちらではペダルに関して同様にということです。
B…装飾音は短前打音です。 短前打音の弾き方
C…ト長調になりました。音量も大きくなり堂々と弾きます。L.H overは「左手は交差させて右手の上から弾く。」という意味です。
8vaの弾き方
D…少し明るい色調でしたが、最後の小節でまた元の孤独感がよみがえります。十分に時間を取ります。
後奏…molto rit.は「ものすごくゆっくりしていく。」という意味です。最後の和音が溶け合ってから手と足のペダルをゆっくり外します。
動画のピアノ演奏は参考なので、作曲者の指示した速さで弾いています。
もう少しゆっくりでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。