牧歌～ブルグミュラー

初級～初中級★★☆
ト長調

右手の単旋律は弦楽器をイメージしてみましょう。

左手の和音が機械的にならないように、右手のメロディーをよく聴きながら支えましょう。

ブルグミュラー作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。

興味のある方は一度ご覧ください♪

楽譜はこちら。

ブルグミュラー 25の練習曲

構成

効率よく暗譜するためにも参考にしてください。

暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。

※記号は一応の目安～ほぼ2小節ずつ
繰り返しも入れています。

あ｛A｝
い｛B－C－B’－D｝
い｛B－C－B’－D｝
う｛E－E’－F－G｝
い’｛B－C｝
お｛H（3小節）－I－J｝

弾き方

暗譜の便宜上2小節単位に分けていますが、フレーズは4小節でまとまっています。

偶数小節の後半は、次につながるアウフタクトのような役目もあるので、それを理解しながら弾くとワンランク上の演奏になります。

Andantino「やや速く歩くはやさで」

A…前奏です。dolce「やさしく」cantabile「歌うように」真ん中を少しふくらませるように弾きましょう。

B…1小節目の後半は次の小節へとつながっています。装飾音は短前打音です。短前打音の弾き方

左手は鍵盤から指を離さないように静かに弾きましょう。

C…装飾音は複前打音です。複前打音の弾き方

E…左手の付点2分音符はきちんと伸ばしましょう。

E’…Eのエコーのように弾くのもすてきです。

F…同音連打は指を替えて弾きましょう。

G…強弱記号の通りにふくらませます。

H…左手は4和音になるので、その前の3和音の指づかいを421にしておく方がスムーズです。

I、J…dim. e poco rall.「だんだん弱く、そしてゆっくり」

動画のピアノ演奏は参考です。

違う速さでも大丈夫です。

本番の演奏に備えて

発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。

スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。

改善すべきポイントがきっと見つかります。

もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。

録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。

また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。

丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。

暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。

興味のある方はぜひお読みください。

皆様のピアノライフを心から応援しております。