狩り~ブルグミュラー
初級~初中級★☆☆
ハ長調
「狩」に関する曲はたくさんの作曲家が好んで作曲しました。
有名なところではベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマン、リストが作曲しています。
この曲も躍動感あふれる元気な曲です。
狩りの曲でお約束の、少し胸を痛めるような旋律が途中に入ります。
ブルグミュラー作曲の発表会おすすめ曲では、作曲家の曲の一覧とあわせて、人物像を簡単に解説しています。
興味のある方は一度ご覧ください♪
楽譜はこちら。
構成
効率よく暗譜するためにも参考にしてください。
暗譜を極めるための15のステップの中でSTEP.2に該当します。
※記号は一応の目安~4小節ずつ
繰り返しは省略しています。
前奏{A}
あ{B-C}
い{D-E}
あ{B-C}
う{F-G}
あ’{B-C’}
え{A’-A”-H}
弾き方
Allegro vivace「快速で」
A…8分の6拍子の6拍目からはじまるアウフタクトですが、アウフタクトらしいところはA,A’,A”の部分のみになっています。最後のフェルマータ以外は駆け抜けるようなイメージで弾きましょう。
B…左手は指づかいからもわかる通り、なるべくつなげて弾きます。右手の同音連打は指を替えるほうが弾きやすいです。
C…前半はBと同じですが、後半は終止形になります。強弱も変えましょう。
D…un poco agitato「少し興奮して」4小節目の左手を歌わせましょう。
E…4小節目だけDと異なっています。最後の音は弱くするときれいです。
F、G…dolente「悲しげに」表現豊かに演奏しましょう。リピートマークの弾き方
A’…4小節目に右手が加わります。スピードを落とさずに。
A”…3小節目から異なっています。
H…遠くへ去って行くように。 rallent.「だんだん遅く」
動画のピアノ演奏は参考なので、作曲者の指示した速さで弾いています。
もう少しゆっくりでも大丈夫です。
本番の演奏に備えて
発表会やコンクールなどをはじめ、舞台の上で演奏するための準備として、自分の演奏を客観的に見るのはとても大切です。
スマートフォンなどを使って、定期的に演奏を録画し、ぜひご自身の演奏を確認してみてください。
改善すべきポイントがきっと見つかります。
もしピアノ講師からのアドバイスをお求めの場合は、我々がおこなっているPianeysのピアノLINEレッスンをご利用ください。
録画した動画をLINEで送るだけで、最短当日、アドバイスをお返しいたします。
また、発表会やコンクールでの演奏は暗譜でノーミスが目標です。
丁寧な暗譜は舞台の上での演奏を成功に導く鍵です。
暗譜を極めるための15のステップでは、人前での演奏に失敗しないための完全暗譜法をお伝えしています。
興味のある方はぜひお読みください。
皆様のピアノライフを心から応援しております。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。