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【速報】牛田智大さん・丸山凪乃さん、演奏日時が明らかに!注目セッションは?【リーズ国際ピアノコンクール】

2024.09.10

リーズ国際ピアノコンクール2024の2次予選がまもなく始まります。

コンテスタントは1次予選で65人から24人に絞られました。

日本からは牛田智大さんと丸山凪乃さんが2次予選に進出し、世界の若手ピアニストたちと熱い演奏を繰り広げます。

今回はお2人の1次予選を簡単に振り返りつつ、2次予選の演奏日時を確認します。

注目セッションを見逃さないように、ぜひ最後までご覧くださいね!

リーズ国際ピアノコンクール2024、2次予選の概要

リーズ国際ピアノコンクールは、1961年に創設された歴史ある国際コンクールです。

3年に1度開催され、今回で第21回を迎えます。

このコンクールは、若手ピアニストの登竜門として世界中で高く評価されていますね。

2次予選は、イギリスのリーズ市で行われます。

24名の参加者は、それぞれ40分間の対照的な独奏プログラムを2つ用意し、そのうちの1つを指定され演奏します。

2次予選を通過できるのは10名のみ。

厳しい審査を勝ち抜いた演奏者だけが、セミファイナルへの切符を手にすることができます。

ライブ配信のスケジュール

ライブ配信のスケジュールを表にしました。

2次予選は6つのセッションに分かれており、それぞれ4名ずつ出演します。

イギリスと日本で大きな時差があるため、ライブ視聴は日本時間では夜〜深夜になってしまいます…

2次予選の様子は、クラシック音楽の世界最大のオンライン・プラットホーム「medici.tv」でライブ配信されるようです。

こちらから、リーズの2次予選以降の配信スケジュールページにアクセスできますのでブックマーク必須です。

また、YouTubeでもライブ配信されます。

こちらからご確認ください。

丸山凪乃さんがセッション3牛田智大さんがセッション4、また、日本人以外の方でぴあにーずが注目するフィリップ・リノフ(Philipp Lynov)さんはセッション5に出られます。

続いて、注目のコンテスタントを順に確認していきます!

丸山凪乃さん、繊細な音色と表現力で魅了

丸山凪乃さんのプロフィール

丸山凪乃(まるやまなぎの)さんは、1999年生まれの24歳。

16歳で第17回ショパン国際ピアノコンクールに最年少出場を果たし、一躍注目を集めました。

これまでの主な受賞歴は次の通りです。

・2015年 第17回ショパン国際ピアノコンクール 最年少出場
・2019年 第20回 大阪国際音楽コンクール グランプリ他6つの賞
・2023年 第13回マイエンヌ国際ピアノコンクール 第1位

丸山さんの演奏は、正確で繊細な音色と豊かな表現力が特徴です。

丸山凪乃さんの1次予選プログラム

2024年3月30日~4月8日の1次予選では以下の曲を弾かれました。

・J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 嬰ハ長調 BWV 848
・ショパン:練習曲 嬰ト短調 作品25第6番
・ドビュッシー: 前奏曲 花火 L.123
・リスト:ラ・カンパネラ 嬰ト短調 S.141
・J.S.バッハ:前奏曲とフーガ イ短調 BWV 865

バロックから後期ロマン派に至る、前奏曲と芸術性の高い練習曲です。

難曲であるにも関わらず、スッと私たちを導いて惹き込まれる演奏でした。

丸山凪乃さんの2次予選での演奏日時

【セッション3】9/12(木)21:45〜(日本時間)に登場されます。

この時間であれば就寝前に何とか視聴できそうです!

リアルタイムで応援したいと思います!!

牛田智大さん、圧倒的な技巧と音楽性で挑む

牛田智大さんのプロフィール

牛田智大(うしだともはる)さんは、1999年生まれの24歳。

幼少期からその才能を認められ、12歳でリサイタルデビューを果たしました。

これまでの主な受賞歴は次の通りです。

・2012年 第16回浜松国際ピアノアカデミーコンクール 第1位(最年少)
・2018年 第10回浜松国際ピアノコンクール 第2位、聴衆賞
・2021年 第18回ショパン国際ピアノコンクール 2次予選進出

牛田さんの演奏は、繊細かつダイナミックで、聴く人の心を揺さぶります。

2018年の浜松国際ピアノコンクール第2位により、第18回ショパン国際ピアノコンクールの予備予選を免除され、本大会に進まれたのは記憶に新しいです。

特にショパンの演奏には定評があり、今回のリーズでもその真価が発揮されることでしょう。

牛田智大さんの1次予選プログラム

2024年3月30日~4月8日の1次予選では以下の曲を弾かれました。

・モーツァルト:ソナタ第4番 変ホ長調 K.282
・ショパン:幻想曲 ヘ短調 作品49

ショパンの幻想曲は2021年のショパン国際ピアノコンクールの1次予選でも弾かれましたが、さらに磨きがかかった多彩な音色と壮大な構成力でした。

実は1次予選の直前に日本でモーツァルト、ショパン、シューマンのピアノリサイタルをされているのですが、そのときにモーツァルトのソナタ第4番 変ホ長調 K.282を弾かれています。

牛田智大さんの2次予選での演奏日時

【セッション4】9/13(金)2:45〜(日本時間)に登場されます。

イギリスでは9/12(木)18:45〜ですが、時差が8時間あるので、日本時間では深夜2:45からということになります。

フィリップ・リノフ(Philipp Lynov)

リノフさんのプロフィール

優勝候補の一人として、ぴあにーずはロシアのフィリップ・リノフ(Philipp Lynov)に注目しています。

リノフさんは牛田智大さん、丸山凪乃さんと同じく1999年生まれの24歳です。

2019年のパデレフスキ国際ピアノコンクール、2023年の高松国際ピアノコンクールで優勝しています。

パデレフスキ国際ピアノコンクールは、ポーランドではショパンコンクールに次いで有名なコンクールで、世界的に見ても重要なコンクールの一つです。

高松国際ピアノコンクール日本の三大コンクール(浜松、仙台、高松)で、国際音楽コンクール世界連盟に加盟しています。

リノフさんの1次予選プログラム

リノフさんはリーズ国際ピアノコンクールの1次予選では以下の曲を演奏しました。

・J.S.バッハ:愛する兄弟の旅立ちに関するカプリッチョ BWV 992
・バルトーク:ソナタ Sz. 80

繊細で柔らかなバッハと、対照的な性格を持つバルトークを見事に弾き分けていますね。

リノフさんの2次予選での演奏日時

【セッション5】9/13(金)21:45〜(日本時間)に登場されます。

まとめ

リーズ国際ピアノコンクールの2次予選がまもなく始まります。

牛田智大さんと丸山凪乃さんの演奏は大注目!

両者とも世界レベルの実力を持つピアニストであり、その演奏は必聴です。

お見逃しなく!

セミファイナルへの進出を心から応援しましょう!

フィリップ・リノフ(Philipp Lynov)さんも1次予選の演奏が素晴らしく、これまでの実績も申し分ないので、今回の優勝争いに食い込んでくるのではないかと予想します。

セミファイナル・ファイナルが楽しみですね。

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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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