【速報】牛田智大さん・丸山凪乃さん、演奏日時が明らかに!注目セッションは?【リーズ国際ピアノコンクール】
リーズ国際ピアノコンクール2024の2次予選がまもなく始まります。
コンテスタントは1次予選で65人から24人に絞られました。
日本からは牛田智大さんと丸山凪乃さんが2次予選に進出し、世界の若手ピアニストたちと熱い演奏を繰り広げます。
今回はお2人の1次予選を簡単に振り返りつつ、2次予選の演奏日時を確認します。
注目セッションを見逃さないように、ぜひ最後までご覧くださいね!
リーズ国際ピアノコンクール2024、2次予選の概要
リーズ国際ピアノコンクールは、1961年に創設された歴史ある国際コンクールです。
3年に1度開催され、今回で第21回を迎えます。
このコンクールは、若手ピアニストの登竜門として世界中で高く評価されていますね。
2次予選は、イギリスのリーズ市で行われます。
24名の参加者は、それぞれ40分間の対照的な独奏プログラムを2つ用意し、そのうちの1つを指定され演奏します。
2次予選を通過できるのは10名のみ。
厳しい審査を勝ち抜いた演奏者だけが、セミファイナルへの切符を手にすることができます。
ライブ配信のスケジュール
ライブ配信のスケジュールを表にしました。
2次予選は6つのセッションに分かれており、それぞれ4名ずつ出演します。
イギリスと日本で大きな時差があるため、ライブ視聴は日本時間では夜〜深夜になってしまいます…

2次予選の様子は、クラシック音楽の世界最大のオンライン・プラットホーム「medici.tv」でライブ配信されるようです。
こちらから、リーズの2次予選以降の配信スケジュールページにアクセスできますのでブックマーク必須です。
また、YouTubeでもライブ配信されます。
こちらからご確認ください。
丸山凪乃さんがセッション3、牛田智大さんがセッション4、また、日本人以外の方でぴあにーずが注目するフィリップ・リノフ(Philipp Lynov)さんはセッション5に出られます。
続いて、注目のコンテスタントを順に確認していきます!
丸山凪乃さん、繊細な音色と表現力で魅了
丸山凪乃さんのプロフィール
丸山凪乃(まるやまなぎの)さんは、1999年生まれの24歳。
16歳で第17回ショパン国際ピアノコンクールに最年少出場を果たし、一躍注目を集めました。
これまでの主な受賞歴は次の通りです。
・2015年 第17回ショパン国際ピアノコンクール 最年少出場
・2019年 第20回 大阪国際音楽コンクール グランプリ他6つの賞
・2023年 第13回マイエンヌ国際ピアノコンクール 第1位
丸山さんの演奏は、正確で繊細な音色と豊かな表現力が特徴です。
丸山凪乃さんの1次予選プログラム
2024年3月30日~4月8日の1次予選では以下の曲を弾かれました。
・J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 嬰ハ長調 BWV 848
・ショパン:練習曲 嬰ト短調 作品25第6番
・ドビュッシー: 前奏曲 花火 L.123
・リスト:ラ・カンパネラ 嬰ト短調 S.141
・J.S.バッハ:前奏曲とフーガ イ短調 BWV 865
バロックから後期ロマン派に至る、前奏曲と芸術性の高い練習曲です。
難曲であるにも関わらず、スッと私たちを導いて惹き込まれる演奏でした。
丸山凪乃さんの2次予選での演奏日時
【セッション3】9/12(木)21:45〜(日本時間)に登場されます。
この時間であれば就寝前に何とか視聴できそうです!
リアルタイムで応援したいと思います!!
牛田智大さん、圧倒的な技巧と音楽性で挑む
牛田智大さんのプロフィール
牛田智大(うしだともはる)さんは、1999年生まれの24歳。
幼少期からその才能を認められ、12歳でリサイタルデビューを果たしました。
これまでの主な受賞歴は次の通りです。
・2012年 第16回浜松国際ピアノアカデミーコンクール 第1位(最年少)
・2018年 第10回浜松国際ピアノコンクール 第2位、聴衆賞
・2021年 第18回ショパン国際ピアノコンクール 2次予選進出
牛田さんの演奏は、繊細かつダイナミックで、聴く人の心を揺さぶります。
2018年の浜松国際ピアノコンクール第2位により、第18回ショパン国際ピアノコンクールの予備予選を免除され、本大会に進まれたのは記憶に新しいです。
特にショパンの演奏には定評があり、今回のリーズでもその真価が発揮されることでしょう。
牛田智大さんの1次予選プログラム
2024年3月30日~4月8日の1次予選では以下の曲を弾かれました。
・モーツァルト:ソナタ第4番 変ホ長調 K.282
・ショパン:幻想曲 ヘ短調 作品49
ショパンの幻想曲は2021年のショパン国際ピアノコンクールの1次予選でも弾かれましたが、さらに磨きがかかった多彩な音色と壮大な構成力でした。
実は1次予選の直前に日本でモーツァルト、ショパン、シューマンのピアノリサイタルをされているのですが、そのときにモーツァルトのソナタ第4番 変ホ長調 K.282を弾かれています。
牛田智大さんの2次予選での演奏日時
【セッション4】9/13(金)2:45〜(日本時間)に登場されます。
イギリスでは9/12(木)18:45〜ですが、時差が8時間あるので、日本時間では深夜2:45からということになります。
フィリップ・リノフ(Philipp Lynov)
リノフさんのプロフィール
優勝候補の一人として、ぴあにーずはロシアのフィリップ・リノフ(Philipp Lynov)に注目しています。
リノフさんは牛田智大さん、丸山凪乃さんと同じく1999年生まれの24歳です。
2019年のパデレフスキ国際ピアノコンクール、2023年の高松国際ピアノコンクールで優勝しています。
パデレフスキ国際ピアノコンクールは、ポーランドではショパンコンクールに次いで有名なコンクールで、世界的に見ても重要なコンクールの一つです。
高松国際ピアノコンクール日本の三大コンクール(浜松、仙台、高松)で、国際音楽コンクール世界連盟に加盟しています。
リノフさんの1次予選プログラム
リノフさんはリーズ国際ピアノコンクールの1次予選では以下の曲を演奏しました。
・J.S.バッハ:愛する兄弟の旅立ちに関するカプリッチョ BWV 992
・バルトーク:ソナタ Sz. 80
繊細で柔らかなバッハと、対照的な性格を持つバルトークを見事に弾き分けていますね。
リノフさんの2次予選での演奏日時
【セッション5】9/13(金)21:45〜(日本時間)に登場されます。
まとめ
リーズ国際ピアノコンクールの2次予選がまもなく始まります。
牛田智大さんと丸山凪乃さんの演奏は大注目!
両者とも世界レベルの実力を持つピアニストであり、その演奏は必聴です。
お見逃しなく!
セミファイナルへの進出を心から応援しましょう!
フィリップ・リノフ(Philipp Lynov)さんも1次予選の演奏が素晴らしく、これまでの実績も申し分ないので、今回の優勝争いに食い込んでくるのではないかと予想します。
セミファイナル・ファイナルが楽しみですね。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。