歌劇「魔笛」のテーマによる変奏曲 (原曲:モーツァルト) ト長調のLINEレッスン
今年もコンクールの時期が近づいてきましたね!
今回はピティナ・ピアノコンペティションのB級の課題曲である、歌劇「魔笛」のテーマによる変奏曲(原曲:モーツァルト)のレッスンをさせていただきました。
1曲の練習期間
発表会やコンクールで弾く曲は、いつも進めている教本に比べて長く練習することが多いですね。
長い方だと半年ほどかけて練習される方もいらっしゃいます。
皆様は、その準備期間を使ってどのように曲を仕上げていきますか?
譜読みに◯週間、表現に◯週間、暗譜や最後の仕上げに◯週間と決めている方もいらっしゃれば、なんとなく先生にしたがって進める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
準備期間にできること
今回レッスンさせていただいた歌劇「魔笛」のテーマによる変奏曲は、作・編曲者等不詳ですが、モーツァルトの歌劇「魔笛」の第1幕第17場でパパゲーノという鳥刺し(鳥を捕まえる仕事)のキャラクターが鳴らす魔法の鈴のメロディを変奏曲にしています。
私が初めて「魔笛」を見たときに、
「魔法の鈴と聴いていたけど、鈴よりオルゴールのような音がするな」
「手に持っている大きな箱が魔法の鈴なのか…」
と不思議に思った記憶があります。
例えば、オーケストラや他の編成の曲が原曲の場合は、まずその原曲を聴いてみるということがとても大事です。
今回のレッスン内容
ヴァリエーション(変奏曲)は、それぞれキャラクター(性格)が少しずつ違います。
それは、リズムであったり、強弱であったり、メロディの変奏であったり様々ですが、その違いを出すためにポイントとなる表現を押さえることが重要です。
今回は、スタッカートの長さ、フレーズ感を持った音の弾き方、全体のテンポ感、原曲のイメージに合わせた表現の工夫などを細かくレッスンさせていただきました。
レッスンでは、抽象的な言葉は極力使わずに
「この音よりこちらを小さく」
「この音の長さはもう少し短く」
など、具体的な表現でお伝えしました。
もともとは何の楽器で弾かれているのか?
オペラやバレエや歌劇の場合、どんな場面の曲なのか?
などの情報に加えて、その曲の第一印象(不思議・可愛らしい・堂々としているなど)を記録しておくと、曲を仕上げていくときに非常に役立ちます。
LINEレッスンの魅力って?
1回あたり1,980円のLINEレッスン。
そんなに破格ではないのですが、有難いことに、開始から今まで350回以上とたくさんのレッスンをご利用いただいております。
ご利用いただいている理由として、通常のレッスンに比べて「気づきが多いこと」があるかもしれません。
「可愛らしく弾くための方法が分からなかったけれど、どうしたら良いか分かった」
「師事している先生からの指摘箇所は直したつもりになっていたけれど、直っていなかった」
など、通常のレッスンだけでは気づかなかった改善点や具体的な方法に気づくきっかけになります。
LINEレッスン後には嬉しいご報告も続々いただき、ますます頑張らねばと思います。
皆様のお力になれるように、精一杯サポートさせていただきますので、コンクール前にぜひご活用ください♬
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。