コンクールのためのLINEレッスン
今回紹介させていただくのは、コンクールのためのLINEレッスンです。
8月のコンクールに向けて「普段習っている先生以外のレッスンを受けてみたい」ということでお申し込みいただきました。
曲はチャイコフスキーの「甘い夢」です。
先生以外のレッスン?
皆さん、普段習っている先生以外のレッスンを受けたことはありますか?
先生がお休みのときに代講の先生に、オープンキャンパスで、など、たまに機会があるかもしれません。
とはいえ、なかなか同じ曲をいつもの先生以外にレッスンしていただく機会は少ないですよね!
コンクールや試験は、演奏会や発表会と違い、審査員の先生に採点いただきます。
そこでは、曲の採点基準が決まっていることが多いですが、実際に採点するのは先生方(複数名)。
あとで受け取る先生方の講評からも、先生によって重視するポイントや感じ方が違うことを実感します。
普段レッスンを受けている先生以外にも、複数名の先生に聴いていただくと、今まで気づかなかったポイントや改善点に気づくことができ、より良い演奏と繋がることが多いです。
夏から秋にかけてコンクールの予選がピークを迎えますが、最近のLINEレッスンではコンクールの課題曲が急増しています。
メロディの歌い方について
皆さんは「メロディをもっと歌って」「ここはもっとレガートに」など、メロディに関しての指導を受けたことがあるのではないでしょうか?
「cantabile」「legato」「espressivo」など、音楽用語もたくさんありますね。
それでは、たっぷり歌いたいメロディは皆さんどのように弾かれますか?
今回のレッスン曲の「甘い夢」は、チャイコフスキーの特徴である甘美なメロディが特徴的です。
楽譜に「dolce cantabile」と記載があり、題名からもたっぷりとメロディを歌いたい曲であることがわかります。
今回のレッスンでは、メロディの弾き方について音量という明確な基準でレッスンをさせていただきました。
音楽を形作る要素
音楽には、リズム・メロディ・ハーモニー…というように、いくつかの要素があります。
今回注目したメロディですが、例えば音の度数、音価、スラーのかかり方などに注目すると、明確にひとつひとつの音をどんな風に弾けば良いかがわかることが多いです。
ピアノは一度弾いた音は減衰しかしませんが、音を順番に弾く際に1音1音をどの大きさで弾くかによって、弦楽器や管楽器のような自然なフレーズ感を生み出すことができます。
音量の他にも、タッチ(打鍵のスピード・重さ)などで音色が変わりますが、一番分かりやすいのは音量設定です。
今回はその音量設定を理解いただけるように、具体的なポイントをお伝えしました。
LINEレッスンの活用法
「もっと良くなりそうだけど、これ以上どうやったらよいかわからない」
「全体的に弾けるようになったけど、なんかパッとしない」
など皆さんが行き詰まってしまったとき、第三者だからこその客観的な感想と、得意分野の「わかりやすい文章表現」で、いつもと違ったアドバイスをすることができます。
そんなときはぜひ、お一人で悩まずに一度ご連絡ください♪
皆さんのお力になれるように、精一杯サポートさせていただきます。
【LINEレッスンの他の関連記事】
大人の生徒さん、ショパン「ワルツ」のLINEレッスン
発表会で弾く曲が嫌いなときにどうするか
【あがり症を克服する方法】演奏動画を撮影する
ピアノの独学者にこそ、LINEレッスンがオススメ
LINEレッスンでコンクール一次審査通過!
緊張感の中で良いパフォーマンスを披露するコツ
スキマ時間で復習を♪ 社会人にLINEレッスンがオススメな理由

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。