速くてかっこいいワルツ おすすめ5選
速くてかっこいいワルツの中から、発表会で弾くのに特にオススメのピアノ曲を5つ、ご紹介します。
動画で見たい方は下の動画をご確認ください。
文章で読みたい方は動画の下に続く内容をご確認くださいませ♪
ワルツはオーストリア発祥の3拍子の舞曲です。
ワルツと言ってもバラード調の曲から、クルクル目まぐるしく回転するような曲まで、様々なタイプがあります。
今回ご紹介する速いワルツは、音の粒を揃えてきれいに弾けるテクニックが必要です。
速く弾くのが得意な方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
ワルツ〜デュラン
まずはじめにご紹介する曲はデュラン作曲の「ワルツ」
デュランはフランスの作曲家、オルガニストです。
また、ドビュッシーやラヴェルの楽譜でおなじみの「デュラン社」の創設者です。
フランスの作曲家の作品を出版することで、フランス音楽の発展に大きく貢献しました。
ご紹介する「ワルツ」は同じフレーズが何回も登場するため暗譜はそれほど難しくありませんが、大曲なので体力も必要です。
前奏と最後のページが難易度高めですが、カッコよさは抜群です。
ワルツ Op.39-8〜チャイコフスキー
続いてチャイコフスキー作曲の「ワルツ Op.39-8」
チャイコフスキーはロシアの作曲家です。
交響曲、バレエ音楽、協奏曲など、どれも素晴らしく人気です。
ご紹介する「ワルツ」はウィンナーワルツ風の軽快な曲ですが、少しメランコリックです。
右手のメロディは、ヴァイオリンなど、弦楽器で演奏しているイメージを持つと良いでしょう。
『ワルツ Op.39-8〜チャイコフスキー』の演奏動画と弾き方
ワルツ エチュード〜ギロック
3曲目はギロック作曲の「ワルツ エチュード」
ギロックはアメリカの作曲家で音楽教育家です。
発表会では必ずと言っていいほど、彼の作品が登場し、人気が高いです。
ご紹介する「ワルツ エチュード」は、華やかでおしゃれな曲。
最初はショパンの「小犬のワルツ」のような音型で、その後さらにロマンチックに展開していきます。
スピードも表現力も必要で難易度は高めですが、憧れの曲になることは間違いありません。
華やかなワルツ〜グレンダ・オースティン
4曲目はグレンダ・オースティン作曲の「華やかなワルツ」
グレンダ・オースティンはギロックの愛弟子でアメリカの女性作曲家です。
ラヴェルの「高貴で感傷的なワルツ」を思い出させる「華やかなワルツ」は、彼女の代表作と言えます。
近代的なクラシックの中にジャズっぽい要素もあり、とても魅力的です。
いつかは弾いてみたい!と思わせる曲です。
『華やかなワルツ〜グレンダ・オースティン』の演奏動画と弾き方
たのしいワルツ〜中田喜直
最後は中田喜直作曲の「たのしいワルツ」
中田先生は、「夏の思い出」「ちいさい秋みつけた」など数々の唱歌を生み出した手法で、抒情的なピアノ曲をたくさん発表しています。
独特のリズム感で元気あふれる曲も魅力的ですね。
特に子どものための作品に力を入れておられます。
ご紹介する「たのしいワルツ」は明るく楽しい曲で、暗い要素はどこにもありません。
ワルツの中に登場するいろいろなリズムを、気持ちの変化をとらえて弾き分けましょう。
まとめ
速くてかっこいいワルツの中から、発表会で弾くのに特にオススメのピアノ曲を5つ、ご紹介しました。
発表会曲を選曲する際に、ぜひ参考にしてください。

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。