大人の生徒さん、ショパン「ワルツ」のLINEレッスン
今回ご紹介させていただくのは、大人の生徒さんのレッスンです。
2021年にはじめてお申し込みをいただき、先日で6回目のレッスン。
ショパンの「ワルツ」をLINEレッスンさせていただきました。
大人の方のLINEレッスン
始めたばかりということで、譜読みが終わった段階の演奏をお送りいただきました。
少し弾きにくそうな箇所がありましたが、「こう弾きたい!」という思いが伝わってくる演奏で、音やリズムもおおむね正しく弾けています。
大人の方の場合、こういう方が結構いらっしゃいます。
楽譜に書いてあることはほとんど理解され、ご自身で練習できています。
このようにご自分で楽譜を読める方でも、
・より完成度をあげること
・自分では気付けないポイントを知ること
などの目的でお申し込みをくださります。
また、昔習われていて久しぶりに再開された方も多く、教室に通わない代わりにLINEレッスンをご利用いただく場合も多いです。
できること、できないこと
知識がある方の場合、より専門的な指導をおこなうように心掛けています。
要は、LINEレッスンをしなければ分からない「ポイント」をお伝えするということです。
指導させていただく側としても、送ってきていただいた動画を何回も見てチェックできるので、深掘りができ原因がわかります。
今回は「装飾音」と「ペダル」の踏み方に重点を置いたレッスンをさせていただきました。
ショパンの装飾音
ショパンの曲にはたくさんの装飾音が組み込まれています。
装飾音符は種類がたくさんありますが、同じ装飾音でも曲が作られた時代や作曲家によって、弾き方が変わる特徴があります。
タイミングや弾き方のほか、前後のフレージングに合わせた弾き方を細かく指導させていただきます。
ここまではなかなか解説本などにも載っていないので、なるべく分かりやすい具体的な言葉で細かくポイントをお伝えしました。
ショパンのペダル
ショパンの曲にはたくさんのペダルが使用されます。
楽譜にもペダルの指示が記載されていることが多いのですが、驚くことに、どのピアニストも指示とは違う踏み方でペダルを踏んでいます。
つまりペダルの踏み方は千差万別なのです。
これは、音楽的な解釈に寄るものというよりは、その方の弾き方の特徴や癖におおいに関係があります。
なので、その方にあったペダルを指導させていただきました。
ペダルは響きの増幅にも、濁りや違和感の原因にもなります。
効果を最大限に活かせるように、踏みかえ位置や切り方などを細かくお伝えします。
LINEレッスンだからできる関わり方
特に知識やご経験がある方は、
「必要なときにだけレッスンを受けたい」
「分からないところだけ聞きたい」
という方も多いのではないでしょうか。
対面だとどうしても先生のペースで進み、受け身になりがちです。
しかし、LINEレッスンは基本的にご自身で進めていただき、必要なときに受けていただけます。
申し込みの際に分からないところを質問したり、レッスン間隔をご自身で決められることから、より自主的な進め方ができるかもしれません。
ご興味がある方はぜひお試しください。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。