進藤実優さん 3次予選の演奏♪第18回ショパン国際ピアノコンクール
まだ19歳という若さの進藤実優さん。
現在留学中のモスクワ音楽院付属中央音楽学校でも成績優秀で、数々のオーディションを勝ち抜いていらっしゃいます。
今回も期待が高まります!
第18回ショパン国際ピアノコンクールの3次予選では、美しい音色がホールに響き渡り拍手が鳴り止みませんでした。
進藤実優さんのプログラム(演奏曲目)
10月14日(木曜日)朝の部 20:20
Mazurka in B flat major Op. 17 no 1
マズルカ 作品17-1(変ロ長調)
Mazurka in E minor Op. 17 no 2
マズルカ 作品17-2(ホ短調)
Mazurka in A flat major Op. 17 no 3
マズルカ 作品17-3(変イ長調)
Mazurka in A minor Op. 17 no 4
マズルカ 作品17-4(イ短調)
Rondo à la Mazur in F major , Op. 5
マズルカ風ロンド 作品5(へ長調)
Piano Sonata in B minor Op. 58
ソナタ 第3番 作品58(ロ短調)
進藤実優さんの3次予選の演奏
進藤実優さんの演奏前の舞台裏の様子は3:28:07辺りからご覧になれます。
スタンバイ中はイメージトレーニングをしっかりしておられますが、名前を呼ばれたら軽やかに階段を駆け上がって行かれました。
演奏は3:29:56辺りからはじまります。
進藤さんのタッチはの仕方は独特で、結構鍵盤から離れたところから弾かれることがあります。
しかし、指先のコントロールが抜群で、決して荒々しくなりません。
音色の変化は自由自在で、演奏中の集中力は目を見張るものがあります。
特に曲の第1フレーズを大切にされていて、第1音を弾き始める前には相当集中されています。
今回のソナタ第3番の「タタタタター」という出だしもかなり難しく、私事ですが、先生のご自宅でレッスンをうけたときに、レッスン中の先輩がこのフレーズのダメ出しを20回くらい出されていたことを思い出しました。
進藤実優さんの3次予選演奏後のインタビュー
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。