2次予選通過おめでとう!! 反田恭平さん、角野隼斗(かてぃん)さん、小林愛実さん、進藤実優さん、古海行子さん~第18回ショパン国際ピアノコンクール
第18回ショパン国際ピアノコンクール・2次予選の結果が、日本時間2021年10月13日早朝に発表されました!
反田恭平さん、角野隼斗(かてぃん)さん、小林愛実さん、進藤実優さん、古海行子さん2次予選通過おめでとうございます。
さっそく10月14日から3次予選がはじまります!
目を疑って何度も見返しましたが、牛田智大さんのお名前はありませんでした。
1次予選合格者計45名が、10月9日~12日の2次予選を受けられました。
2次予選の合格者は約半数の23名でした。
2次予選の合格発表動画
審査員のスピーチは3:00辺りから始まり、お名前の読み上げは4:17辺りからです。
日本から8人の方々が2次予選に出場されましたが、5名の方が合格して10月14日~16日の3次予選に進まれます。
2次予選合格の日本人の方々はこちらです。(2次予選演奏順)
・進藤実優さん (Miyu Shindo)
・反田恭平さん (Kyohei Sorita)
・角野隼斗さん (Hayato Sumino)
・古海行子さん (Yasuko Furumi)
・小林愛実さん (Aimi Kobayashi)
本当におめでとうございました!
3次予選は、祖国ポーランドを想ったショパンが日記のように書き綴ったマズルカと、壮大な大曲です。
ショパンの音楽をこんなにも表現できる日本人がいるということを誇りに思います。
それにしても…何度聞き返しても、ホームページを見直しても牛田智大さんのお名前がありません!
掲示板やチャットでは「なぜ牛田さんがはいっていないんだ!?信じられない!」と騒然となっています。
おそらく、牛田さんの演奏に低い点数を付けた審査員が何人かいたのでしょう。
真偽はわかりませんが、一つの理由として、牛田さんの弾き方で右と左を同時に鳴らさないところを、ショパンの奏法として認めない審査員がいたのかもしれません。
今回のこのような結果を見て、2005年第15回大会で辻井伸行さんが思い起こされます。
カーテンコールが4回も起きるほどの素晴らしい演奏だったにもかかわらず、2次予選を通過できませんでした。
この演奏と結果をインターネットで見ていた世界中の方から抗議が起こり、後に異例の「ポーランド批評家賞」が贈られました。
そして、20歳でヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの優勝に輝きました。
牛田智大さんは次回もショパン国際ピアノコンクールに挑戦できるので、ぜひリベンジしてほしいと思います。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。