[私の楽譜体験記] 音大の先生の下で~小学校高学年時代
小学校4年生のときのピアノの先生が「音楽大学の先生を紹介するからそちらへ行きなさい」とおっしゃいました。
わけも分からぬまま伺うことになりました。
音楽大学とはどういうところか?
母も私もさっぱりわからなかったのですが、お断りするのももったいない気持ちだったのだと思います。
3駅向こうの大きなお家でした。
この頃、ようやくショパンやシューベルトの曲を宿題でいただけるようになります。
小学校6年生のときにもう一度だけ先生が変わり、長かった先生探しに終止符が打たれます。
さて、小学校高学年時代に私が取り組んでいた楽譜はというと…
ソナタアルバム(楽譜種別:古典派)
10歳~11歳頃。
ソナチネアルバムの方でやった曲もたくさんあり、案外早く終わりました。
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの平易なソナタが入っています。
ハイドンはハイドンソナタアルバム、モーツァルトはモーツァルトソナタアルバム、ベートーヴェンはベートーヴェンソナタアルバムとそれぞれ曲が被っています。
いずれは各楽譜を買う事になるので、専門的に勉強するならばこの楽譜はパスしても良いように思います。
ツェルニー40番(楽譜種別:練習曲)
10歳~12歳頃。
音大の先生に付きましたが、又基礎を注意され、結局ツェルニー30番は3回やりました。
よく我慢したと思います。
しかしこのような経緯があったからこそ、脱力などができ、練習で筋肉を傷めることもなかったのだと思います。
そういうわけで小学校6年生のとき、私の生涯唯一無二の師匠に出会う頃に、まだツェルニー40番をしていました。
「遅いわね~。」と呆れられ、必死で巻き上げた記憶があります。
ショパン(楽譜種別:ロマン派)
10歳頃~
初ショパンは『小犬のワルツ』でした。
その後『華麗なる大円舞曲』『ノクターン作品9-2』『幻想即興曲』『スケルツォ第2番』など、定番有名曲がこの頃の宿題でした。
ショパンは一番数多く弾いた作曲家だと思います。
シューベルト(楽譜種別:ロマン派)
11歳頃~
初シューベルト『即興曲作品90-2』は小学校5年生の発表会で弾きました。
『即興曲作品90-4』も同じ頃です。
楽譜進行マップもあわせてご覧ください。
次は中学校時代の楽譜体験記を書こうと思っています。
恩師と出会い、音大を意識するようになります。
お楽しみに〜♪
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。