ピアノ発表会おすすめ曲・人気ランキング~2020年12月
ピアノ発表会おすすめ曲 人気ランキングでは1ヶ月ごとにアクセス数の多かった曲を集計しています。
2020年12月の感想は・・・
11月には入っていなかった曲が3曲ありましたので、ご紹介したいと思います。
まず初級レベルではベートーヴェン作曲の『エコセーズWoO.23』
エコセーズは2拍子のスコットランドの舞曲で、ベートーヴェンは好んで何曲も作曲しています。
ベートーヴェンだけではなく、実はショパンやシューベルトもエコセーズを作曲しています。
18世紀末~19世紀にかけて、ヨーロッパで大流行したようですね。
ベートーヴェンのエコセーズでは少し難しい曲もあり、こちらもなかなか有名なので、いつか録画したいと思っています。
初級~初中級レベルでの新曲はバッハの息子、C.Ph.E.バッハ作曲の『ポロネーズ(BWV Anh.125)』でした。
ポロネーズはポ-ランド風という意味があり、ショパンも有名ですが、バロック時代にもたくさん作られました。
発表会では現代風な曲が好まれる傾向がありますが、このようなハッキリスッキリした曲も逆に印象に残ります。
初中級のランクインは平吉毅州作曲の『チューリップのラインダンス』です。
この曲は子供達に人気の曲で、今や発表会の定番曲です。
人気曲ランキングを見てみると、全体的にはやはり明るい長調の曲が好まれるようです。
短調=悲しい暗い曲という誤解がありますが、情熱的で魂が揺さぶられる曲も多いので、ぜひ聴いてみてくださいね。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。