ピアノのレッスン室に入るのを泣いて嫌がる幼児、意外だったその理由
玄関先で泣きわめく生徒さん。
どちらのピアノの先生も、長く続けていれば経験したことがあると思います。
保護者の方ももちろん困っていらっしゃいますが、私達も何とも複雑な気持ちになります。
道行く人たちから見れば、子供に好かれていないピアノの先生だと思われるでしょう。
でも、理由はたいていその子の家の中から始まっています。
保護者の方の時間管理
眠いのに起こされた。
おやつを食べる時間がなかった。
もっと遊びたかった。
これらはやはり保護者の方の時間管理が原因だと思います。
そして、習い事は特別の時間であることを、幼児に理解させるように教育していくのも大事なことですね。
「今日は〇曜日で〇時からピアノのレッスンに行く」
ということはもちろんですが、
「ピアノのレッスンは〇日だから、それまでに上手になろう」
という日々の積み重ねがレッスンのモチベーションを上げると思います。
曜日感覚の乏しい幼児にとっては、「今日はピアノのレッスンに行く気分ではない」というくらいなものでしょう。
なかなか気づけない意外な理由
また家庭外の理由も色々あると思いますが、中には大人には想像できない理由もあります。
ピアノ教室で些細な失敗をしてしまった幼児が、気にして毎回泣いている場合もあります。
なぜレッスン前に泣くのか意味不明だったそうですが、お母さんからその理由を聞かされてびっくり!
レッスンが始まるとケロッとして、元気に帰っていくそうですが、次週もレッスン室に入る前には大泣きします。
大人からすると何でもないことでも、幼児にとっては一大事なのです。
まとめ
ピアノのレッスンの前にお子様が泣き止まないときには、やっぱり何かしらの理由があります。
大泣きする理由を見つけて、安心させてあげることが必要ですね。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。