初見演奏にも絶対役立つピアノ演奏のコツ
初見が格段に早くなりたい方へ。
自分の手を見ないで楽譜を見たままピアノが弾けますか?
これは絶対できた方が良いので、ぜひ挑戦して訓練してみてください!
いちいち手と楽譜を見比べていては初見力は付きません。
なぜなら音楽の流れが止まってしまうからです。
ピアノ初心者の方の多くは、音の間違いを重要視されますが、リズムについては軽く考える傾向にあります。
音から音へ向かうということは、そこに必ずリズムが生まれます。
以前習いに来られていた大人の生徒さんは、楽譜か手のどちらかしか見ることができませんでした。
その結果、いつも暗譜の状態で手を見ながら弾いておられました。
一見良いように思いますが、ずーっと楽譜を見ずに練習することはおすすめできません。
楽譜には作曲家のメッセージがたくさん込められています。
音を覚えたからといって、楽譜の役目は終了では無いのです。
細かいフレーズの意味や、曲想などにどんどん気づいて、知恵を絞っていくのが本当のピアノ演奏だと思います。
また自分の手を見ないでピアノを弾いているうちに、指の開き具合や音と音の間の感覚が身についてくるので、ミスタッチも少なくなります!
まずはハノンのような、シンプルな音の連続の練習曲で鍛えましょう!
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。