ピアノを習いたいと子供が言うまでピアノを習い始めるのを待つのが正解か??
体験レッスンに来ていただいた方にお聞きしていることがあります。
「なぜピアノを習わそうと思われましたか?」
その中で、「本人がピアノを習いたいと言ったので」というお答えがあります。
それはそれで素晴らしいことだと思いますが、本人が習いたいと言うまで体験レッスンを受けなかったというのは、もったいないなぁと思います。
ちょっと残酷なデータがあります。
ピアノを習いたいという意思が芽生えるのは、少し年齢が行ってからだと思います。
そういうお子さんは、体験レッスンに来られた後、順調にスタートして曲も結構進みますが、残念なことに音感が手遅れになっている場合が多いのです。
歌の音程が大きく外れていたり、「ド」と「レ」の区別はできても「ファ」と「ラ」がさっぱり…ということもあります。
幼児の1年間は貴重ということが身に染みてわかります。
結局音感が伴っていないと、間違った音を弾いていても気付かないなど、とても苦労します。
せっかくピアノが好きなのに残念…。
本人の意思を尊重するのは大切だと思いますが、先回りをして道を照らしてあげるのは親御さんにしかできないことです。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。