2020年1月「TEPPEN~第20弾芸能界ピアノ頂上決戦」の分析と感想
リアルタイムではないですが、一応チェックしました。
今回は過去に優勝経験ある方が何人もいる中での戦いとなったようです。
1stステージと2ndステージの合計で順位が決まります。
1stステージのルールはピアノ演奏でミスタッチを5回したら失格というもの。
ということは一般視聴者がミスを理解できる曲目と、ミスをしやすい箇所を散りばめておくという設定が必要となります。
分析と感想
どの曲も右手が主にオクターブで動くメロディー、左手は跳躍のある単音の伴奏が多かったと思います。
カラオケの採点で、音が外れたら減点になるようなシステムです。
カラオケと大きく違うのは加点がないこと。
カラオケの加点について調べてみましたが、音程と抑揚が大事だそうです。
ピアノの場合、音程=ミスタッチですが、抑揚の付け方は色々な表現があり甲乙つけがたいので機械で判断するのは厳しいでしょう。
2ndステージは「表現力」「正確性」「リズム」「難易度」「音色」が審査されます。
楽器も電子ピアノからグランドピアノになりました。
しかし、やはりミスタッチのわかりやすいアレンジでした。
つまり不協和音は使われていません。
とにかく、今回の企画の最大の難関はミスタッチをしないことでした。
まさにゲーム感覚ですが、これもピアノの楽しみの一つかもしれません。
これなら、電子ピアノやキーボードでも十分楽しめるでしょう。
ここから始まって、またその奥のピアノの楽しみに進んでいけるといいなと思っています。
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