ピアノ教室でピアノの練習をする…?
ピアノ教室という所は、厳密に言うとピアノを練習するところではありません。
自宅でピアノを練習してきた成果を先生に見てもらう所です!
ところが、スイミングや体操と同じようにピアノを考えておられる親御さんがいらっしゃいます。
まず「ピアノレッスン」という言葉。
レッスンには授業やお稽古に加えて練習という意味もあります。
生徒さんのお母さんが「ピアノの練習をお休みさせて下さい」と欠席の連絡をされてこられたことがありました。
確かにその生徒さんはあまり練習をしてこないタイプだったのですが、レッスン=練習と考えておられるなら大問題です。
ピアノを習うということは、88鍵の鍵盤楽器が自宅にあり、宿題で出された曲をできるだけ毎日練習して、ピアノのお稽古日に先生に見ていただいてマルをもらう、ということです。
常識と思っていたことがそうではないようだったので、翌週にその生徒さんにそのことを伝えて確認してもらいました。
それ以降、その点を必ず体験レッスンの時にお伝えするようにしています。
しかしあまりにも弾けない時は「この2小節を今から3分間練習しなさい」と言って、タイマーをセットして私は部屋から出ます。
この必死の3分間は結構効き目があります。
たいてい見違えるように弾けるようになっています。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。