音楽大学・音楽学部を体験してみる
少し前の話ですが、私が指導して2年ほど経った中学3年の女生徒が音楽高校に行きたいと急に言いだしました。
ピアノの進度が遅く、ゆるゆると弾いているような感じだったので、私も寝耳に水でした。
理由を聞いてみると、単に音楽が好きだからということでした。
つまり、演奏家になりたいとか、音楽の研究者や指導者になりたいとかの理由ではなかったのです。
残念ながら、音楽高校は音楽大学よりも数が少なく狭き門です。
そして音楽高校・音楽大学は他の学校・学部と違って、ある程度専門教育を受けてきた人達が受験するところです。
彼女はそういう世界があることを全く知りませんでした。
また彼女は、残念ながら色々な点で音楽高校受験には不向きでした。
いずれにしても、ピアノの生徒さん達の進路に気を配る責任が、ピアノ講師にはあると思います。
ピアノが好きな子や、才能がある子には、その土台を作っておくということが大切だと思います。
そして親御さんは早めにピアノ講師にご相談されることをお勧めします。
このような記事がありましたので、お近くで興味のある方は足を運んでみてください。
朝日 音楽大学・音楽学部 体験フェア2019
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。