骨の折れる予感がした生徒さん、その後

xちゃん、Y君姉弟が体験レッスンで初めて我家へ来てから1年半になろうとしています。

xちゃんには音楽的才能が潜んでいるように思うのですが、環境、しつけ、楽器などにおいて阻まれているように感じます。

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順調に進んでいたのですが、最近間違いをぜんぜん直して来ないので、当然の如く伸び悩んでいます。

私も堪忍袋の緒が切れて、先日厳しく注意しました。

じっとかたまっているxちゃん。
「一杯練習したもん・・・」と小声で言っています。

「いつも同じところを間違えるのは練習したと言わないよ。
計算を間違えたままずっとやっているのと同じこと。」

実はxちゃんには自分が優秀だというプライドが潜んでいます。

「じゃあ、この音とこの指に注意して、すらすら弾けるまでこの2小節を練習してごらん。xちゃんは頭が良いからすぐできるよ。」

「頭が良いから」というフレーズにビビッと反応しこっくり頷くと、xちゃんは弾き始めました。

弾くこと数回、難なくできました。

「練習っていうのは今みたいに弾くことよ。
音に集中してたでしょう?
xちゃんは賢いからすぐにできたし。」

xちゃんの表情は柔らかくなっています。

しかし、これを家に帰って実践するかというと、そうはいきません。

親御さんの協力も少しは必要だし、私もレッスンの度に注意を向ける必要があります。

親御さんのピアノに対する関心が減ってきているようで、少し心配です。
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