ピアノ演奏に必要な分析力

主婦Eさんはなかなか頭の良い方だと以前から思っていましたが、そのDNAはしっかり息子のE君に受け継がれているようです。

E君はまだ小2になったばかりだというのに、考え方がとても論理的です。ト音記号の『ト』とト長調の『ト』の関係について質問したのは、なんと小1の時です。

先日は『f、pp、mp、ff、mf、p』を音の弱いものから順に番号を付けてみて、という問題を出しました。

一般的に『mf』は『やや強く』、『mp』は『やや弱く』と、まる覚えをしてしまいがちですが、E君は違いました。

少し前に『mp』の『m』を説明する時、『m』は『mezzo』の省略でイタリア語で『半分の』という意味であると教えたことをE君はきちんと覚えていました。

『やや弱く』という言葉ももちろん言ったと思いますが、E君には『半分の』という言葉が印象に残ったようです。

「『mp』は『p』のパワーが半分になるっていうことだから…。」とぶつぶつ言いながら考えて、『p』は『mp』より弱さが勝っているという結論にたどり着いたのです!

一方、姪は正反対で、小さい時から考えるより先に「何か覚え方ない?」と聞いてきました。

一見姪の方が芸術家タイプのように思えますが、実はE君の方が音楽家に向いていると思います。音楽には分析する力がとても大事だからです。

私はE君には、他の子よりも分析に重点をおいて教えるようにしています。その方が彼には合っていると思います。技術が伴ってくると、かなり長い曲でもすぐに覚えて弾けるようになるでしょう。

小学校低学年のピアノレッスンに関する他の記事】
ピアノレッスンは進歩した実感がなければ意味がない
譜読みが出来る子に育てるには
ピアノの初見が得意な子供に育てるのに必要な親の協力とは?

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください